VS codeとは
Visual Studio Code(通称:VS Code)は、Microsoftが提供する無料の統合開発環境(IDE)の一つです。
拡張機能を入れればIBM iもVS codeからコンパイルできたり、コード編集できたりするんです!
GUIベースの開発コンソールはRDiが既にありますが、VS Codeは無料で使えます。
(RDiの方ができることが多い上にIBMサポートがついているのでおすすめではありますが)
とりま「GUIベースでIBM iの開発やってみたい」という方にVS codeはおすすめです。
手順
VS codeのインストール
ここからVS codeのインストールできます
https://code.visualstudio.com/download
Macユーザーの場合
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Mac用のVS Codeをダウンロード: ダウンロードページで、"macOS"と書かれたボタンをクリックして、VS Codeの.dmgファイルをダウンロードします。
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インストール: ダウンロードが完了したら、ダウンロードした.dmgファイルをクリックして、VS Codeをインストールします。インストールウィンドウに従って操作してください。
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アプリケーションにドラッグ&ドロップ: インストールが完了すると、VS Codeアプリケーションを「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップして、VS Codeをアプリケーションフォルダに移動します。
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VS Codeを起動: アプリケーションフォルダからVisual Studio Codeを起動します。
Windowsユーザーの場合
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Windows用のVS Codeをダウンロード: ダウンロードページで、"Windows"と書かれたボタンをクリックして、VS Codeのインストーラー(.exeファイル)をダウンロードします。
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インストール: ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたインストーラー(.exeファイル)をダブルクリックして、VS Codeをインストールします。インストールウィザードに従って操作してください。
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VS Codeを起動: インストールが完了すると、VS Codeを起動できます。通常、スタートメニューやデスクトップにショートカットアイコンが作成されます。
VS codeをを日本語に設定する
左の拡張機能アイコンをクリックすると検索タブが開きます。
そこにJapanese Language Pack for Visual Studio Codeと入力し、こちらをインストールします。
インストールが終わりVS codeを再起動すると、日本語設定になります。
拡張機能のインストール
VS codeとIBM iを接続するためにこの拡張機能を導入する必要があります。
日本語機能をイントールした時と同様にこの拡張機能もインストールします。
こちらは拡張機能パックみたいなもので、インストールするといろいろな拡張機能がインストールされます。
その中でもCode for IBM iという拡張機能を用いてIBM iとVS codeを接続していきます。
IBM i DevelopmentPackの詳細:
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=HalcyonTechLtd.ibm-i-development-pack&ssr=false#overview
IBM iと接続
5250画面での操作
まずSSH接続ができるように5250画面上からサーバージョブを開始します。
STRTCPSVR *SSHD
VS codeでの操作
メニューバーの一番下、サーバーマークからIBM iとの接続設定をします。
SERVERSの+ボタンをクリックし、接続したいIBM iの情報を入力します。
Connection Name:VS codeで表示する際の任意の名前
Host or IP Addless:接続する区画の情報
Port:接続する際に使用するポート(SSH接続は22ポートなのでこのままで基本的にOKのはず)
UsernameとPassword:IBM iにサインオンする時のものを入力
情報を入力し終わったらConnectを押し、接続します。
STRTCPSVR *SSHDでSSH接続ができるようにしておいてください
これで接続準備は完了です、次回は機能詳細について書く予定です。