後日談
以下の記事で手動で行っていた内容ですが、Sphinx拡張側で辞書をを作って対応しました。「モジュール」であれば「も」もしくは「ま」の項目に表示されます。初期設定では「ま」です。
sphinx.ext.autodoc を使った時、索引では「モジュール」は「モ」の項目に表示されます。
これを次のように「ま」の項目に表示する方法を消化します。
🧪セットアップ
①sphinx_kana_termをセットする
次のページからSphinx拡張のコードをコピペして準備します。
- ファイル名は
sphinx_kana_term.pyとします。-
sphinx_kana_term/__init__.pyとしても動作します。
-
※ pip install ... じゃなくてすいません…
②sphinxのメッセージカタログを編集する
ファイルは他の場所でもOKです。利用環境の都合に合わせてください。
mkdir /usr/local/share/locale/ja/ja/LC_MESSAGES
cd /usr/local/share/locale/ja/ja/LC_MESSAGES
cp /usr/local/lib/python3.8/site-packages/sphinx/locale/ja/LC_MESSAGES/sphinx.po .
vi sphinx.po
次のように書き換えてください。
…
# : sphinx/domains/javascript.py:331 sphinx/domains/python.py:58
# : sphinx/domains/python.py:1120
msgid "module"
msgstr "まも|モジュール"
…
-
モジュールは二つあるので間違わないようにしてください。 -
msgid "module"の単数形の方です。
③confi.py
import os
import sys
sys.path.insert(0, os.path.abspath('_ext'))
- 私の環境では複数のSphinxプロジェクト共通のディレクティブを用意しているため、パスが異なります。
extensions = [
'sphinx_kana_term',
'sphinx.ext.autodoc',
'sphinx.ext.todo',
]

