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自宅のIPアドレスがコロコロ変わって、都度IPを更新するのがめんどくさい

Last updated at Posted at 2024-02-07

想定読者

  • 自宅のIPアドレスが頻繁に変わってAPIリクエストの制限に引っかかり、都度IP許可していてめんどくさいという方
  • sshサーバー・socksproxy経由でリモートサーバーにアクセスしようとしたが、グローバルIPアドレス が変わらずアクセスできないよという方

ConoHa VPSでIPアドレスを固定し、ssh接続・socks proxy経由でリモートサーバー(APIサーバー)にアクセスする手順

1. ConoHa VPSを契約、固定のIPアドレスを取得

2. .ssh/configにConoHa VPSの情報を追加

configファイルがなければ作る

.ssh/config
Host conoha
  HostName XXX.XXX.XXX.XXX // ConoHa VPSのIPアドレス
  Port 22
  User root
  IdentityFile ~/.ssh/some.pem

3. .ssh/にConoHaVPS契約時に取得した秘密鍵ファイル(some.pem)を置く

ssh接続時にエラーが発生することがあるため、秘密鍵ファイルのパーミッションが適切に設定されていることを確認する。
不適切な場合は次を実行。
chmod 400 ~/.ssh/some.pem

4. ssh接続

ssh -D 10080 conohaを実行

5. socks proxy経由でアクセスする

システム設定 > Wi-Fi > 接続中のWi-Fiの詳細 > プロキシ > SOCKSプロキシをONしてポートを10080に設定 > OK

これでIPアドレスを確認すると、ConoHaVPSのIPアドレスに変わるはずだった:dizzy_face:
けど変わらなかった。

グローバルIPアドレスが変わらなかった原因

  • 起きていたこと
    ChromeでIPアドレスを確認すると、ConoHaVPSのIPアドレスではなく自宅のIPアドレスのままだった。しかし、safariでアクセスするとConoHaVPSのIPアドレスになっていた。
  • 何が原因だったか
    おそらく、Chromeブラウザがsocksプロキシを使用してアクセスしない設定になっていたこと。
    Chromeのプロファイルを作り直すことで解決した。

解決まで導いてくださった大先輩に感謝🙏🙏🙏

試したけどダメだったことも一応載せておく

  • socks proxyの設定をコマンドから
sudo networksetup -setsocksfirewallproxy Wi-fi localhost 10080
sudo networksetup -setsocksfirewallproxystate Wi-fi on
  • chromeのキャッシュ削除
    chrome://net-internals/#dnsにアクセスして、
    • DNSのClear host Cacheを押す
    • ProxyのClear Bad proxiesを押す

なぜsshサーバーを踏み台・socks proxy経由で接続する必要があるのか

sshはリモートコンピューターに安全に接続するため。ネットワーク上でデータを暗号化することにより、セキュリティを確保しながらリモートマシンへのログインやファイル転送を可能にする。
SOCKSプロキシ経由で接続すると次のメリットがある。

  1. セキュリティ強化: SOCKSプロキシを使用すると、クライアントとサーバー間の通信がプロキシサーバーを経由するため、直接的な接続が行われず他者から攻撃されにくくなる。
  2. ファイアウォールやNATの回避: 企業や学校などのネットワークでは、ファイアウォールやNATによってインターネットへのアクセスが制限されている場合がある。これらの制約を回避して接続することができる。
  3. 匿名性の向上: SOCKSプロキシを介して通信することで、実際のIPアドレスを隠し、匿名性を高めることが可能。

参考にさせていただいた記事🙏

https://qiita.com/YumaInaura/items/7e4c9335e0f07b64319d
https://qiita.com/YumaInaura/items/7e1fcf9c23e7ba15e25b

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