bqコマンドでクエリ結果をGCSに保存(Bigquery)

きっかけ

コマンドライン（つまりはgcloudコマンド）でBigqueryにクエリを発行し、GCSにCSVを溜めたい要件があったのですが、公式ドキュメントを見ても下記の2つの例はあるものの、"これ"と言ったものがなかった。

• クエリによるGCSファイル保管:EXPORT DATA OPTIONS
• bq query

やりたいこと

• bqコマンドでクエリ結果をGCSにCSVで格納

サンプル

下記が実際に通ったサンプルです。[]は適宜[]も含めて書き換えてください。
実行した環境は、google cloud shellです。

sample

bq query --nouse_legacy_sql 'EXPORT DATA OPTIONS(
uri="gs://GCSのpath/test/hoge_*.csv",format="CSV",overwrite=true,header=true,field_delimiter=";")
AS SELECT name FROM `[pj_id].[dataset_name].[table_name]` WHERE [条件]

ポイント

1. WebコンソールでのQueryとは、シングルコート系のお作法が違う
   1. カッコ()内は"(ダブルコート)でくくります。
   2. クエリ内での[pj_id].[dataset_name].[table_name]は`(バックコート)でくくる
2. GCSへ保存するファイル名の名前に"*"をつける。
   1. おそらく出力ファイルが大きくなったときに連番で保存される
3. CSVの出力方法（ヘッダーの有無等）
   1. こちらを参照

#まとめ
リファレンスがなく類似記事がありそうであまりなかったので、bq query内でExport DATA OPTIONSを使ったあわせ技のお作法の参考になればと思います。