この記事でできること
- Wordpressにアップロードしている画像をすべてS3に移行する
- 記事内の画像URLをS3に置き換える
- 今後アップロードする画像のパスをS3にする
この記事でできないこと
- メディアライブラリ内に表示される画像パスをS3に変更すること
- CDN配信
Wordpressにアップロードしている画像をすべてS3に移行する
こちらの記事を参考に、Export Media Libraryというプラグインをインストールし、画像のZipファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたZipファイルを解凍し、フォルダ名を「uploads」に変更します。
s3にアクセスし、「ドメイン名」のバケットを作成します。(例:qiita.com)
バケットの中に、「wp-content」というフォルダを作成します。
wp-contentフォルダに、先程ダウンロードした、「uploads」フォルダをアップロードします。この時、権限はパブリックにします。
これで、画像の移行は完了です。
記事内の画像URLをS3に置き換える
こちらの記事を参考に、「Search regex」というプラグインをインストールします。
検索フォームに「https://ドメイン名(qiita.com)/wp-content/uploads」と入力し、置換フォームに「https://qiita.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/」と入力します。(リージョンによってS3のURLが変わるので、S3上で画像を開いてみて、URLを確認してください。)
実行すると、記事やその他コンテンツのURLが一気に入れ替わります。
一括変更が怖い人は、試しに1つの記事内の画像のURLを手動で変更してみましょう。また、バックアップも取っておきましょう。
今後アップロードする画像のパスをS3にする
こちらの記事を参考に、「WP Offload Media Lite」をインストールします。
AWSでユーザを作り、アクセスキーを取得して、WP Offload Media Liteに登録すれば、今後アップロードされる画像がS3に保存されるようになります。
できないことも不可能ではないはず
この記事では以下の2つのことはできないのですが、面倒でやってないだけなので、調べてみてください。
- メディアライブラリ内に表示される画像パスをS3に変更すること
- CDN配信
今後やりたいこと
- Wordpressの移行
画像をS3から配信するので、Wordpressの移行がやりやすくなりました。
wordpress to wordpressでもいいですし、静的サイトジェネレータへの移行も簡単です。
S3から配信すると、その分課金されますが、静的サイトジェネレータに移行して、レンタルサーバやEC2を止めれば実質安くなります。