3/12(日本時間だと3/13)にNode-REDの0.20がリリースされました。
せっかくなのでNode-REDのブログに投稿されているVersion 0.20 releasedの内容を試してみようと思います。
その1の記事はこちら
その2の記事はこちら
その3の記事はこちら
その4の記事はこちら
Quick Add dialog
エディタでnodeを置くには、左のノード一覧から選んでマウスでドラッグ&ドロップするというのが直感的で誰でもすぐに行える方法です。
この方法以外にも、Node-RED 0.16からフローエディタ上でCtrlキーを押しながらクリックするとノードの一覧がドロップダウンで表示され、そこからノードを選択することでノードを追加することができます。
そしてNode-RED 0.20ではこの機能がさらに強力になりました。
まずはフローエディタ上でCtrlキーを押しながらクリックします。
すると上図のようなドロップダウンがあらわれます。
ここで、マウスを使わずにキーボードでノードを選択しCtrlキーを押しながらEnterキーを押して追加するノードを確定します。
(キーボードでnodeを選択するには上下キーで移動したりフィルタリングにノード名を入力したりします)
Ctrlキーを押しながらEnterキーを押した場合、確定したノードとつながったノードを選択できるノード一覧のドロップダウンが表示されます。
上図の場合はまずinjectノードを選択し、そのinjectノードとつながったノードを選択できるようになっています。なのでドロップダウンにはinputの口を持ったノードだけが表示されます。
Ctrlを押さずにノードを確定した場合やoutputの口を持たないノードを確定した場合にはノード一覧のドロップダウンは表示されなくなります。
地味な機能アップですが、これは結構強力で、Node-REDを使っているとJavaScriptの挙動を確かめるために inject - function - debug
というフローを作ったりすることが良くあります。
この機能に慣れると超速でこのフローを作ることができるようになると思います。
以上、素早くノードを追加する機能でした。