この記事はSRA Advent Calendar 2017の21日目の記事です。
JavaOneへの参加
こんにちは! 関西事業部の佐々木です。
JavaOneは言うまでもなく、世界最大のJavaのカンファレンスです。
参加費もそれなりにしますし、宿泊費や渡航費もかかりますし、5日間もあるので仕事の調整も必要だったりで参加するにはなかなかのハードルです。
なのでせっかく参加したからには思いっきりカンファレンスを堪能すべきでしょう。
時差ボケ
しかし、カンファレンスを堪能するには「時差ボケ」を攻略する必要があります。
私はJavaOne2015からJavaOne2017まで3回のJavaOneに参加しました。
決して豊富な経験ではありませんが、この記事で経験を元にした私なりの時差ボケ対策を紹介したいと思います。
日本からサンフランシスコへ
まず日本からJavaOneに参加するには大抵、SFO(サンフランシスコ国際空港)へ飛行機で行きます。
私は大阪在住なので関空(KIX)からSFOへ行く例で説明いたします。(成田からでも似たような感じのようです)
関空からサンフランシスコへの直行便は1日1本しかなく、夕方17:00くらいに出発で同日の昼11:00くらいに到着します。
サンフランシスコとの時差は16時間(サマータイム中)なので昼の11:00は日本だと夜中の3:00になります。
そしてJavaOneは次の日の朝から始まりますので、この到着日にへんな時間に寝てしまうと次の日の日中に時差ボケと戦うこととなります。
そこで私がオススメするのは、到着日に 夜まで寝ない ということです。
JavaOne開催時期のイベント
「夜まで寝ない」ための方法ですが、シンプルに観光するだけです。
JavaOneの開催中はセッションに参加するため、なかなか観光する時間が取れません。
(前泊や延泊などしない限り)まとまった観光時間が取れるのは到着日になります。
サンフランシスコは観光するところがたくさんありますが、その前にJavaOneの開催時期について把握しておきましょう。
私が行った3回は以下のような日程でした。(全て米国時間)
- JavaOne2015
- 10/25~10/29
- JavaOne2016
- 9/18 ~9/22
- JavaOne2017
- 10/1~10/5
2015年は10月の終わり
2016年は9月の後半
2017年は10月の初め
と、結構開催時期がばらついていますが、だいたい9月中旬から11月初旬の間に開催されるようです。
ここで大事なのは、開催時期によって観光できるイベントが限られていることがあるということです。
野球シーズンは9月まで
2年目のJavaOne2016の到着日は、AT&Tパークにサンフランシスコ・ジャイアンツ対セントルイス・カージナルス戦を観に行きました。
AT&TパークはJavaOneの会場からもそんな遠くなく、バスを使えば気軽に行ける距離です。
本場のメジャーリーガーを直接見れますし、一緒に応援することで観客の一体感も生まれます。
そして野球の試合時間はそれなりに長いので、試合が終わるころにはいい時間になります。
ただ一つ注意しないといけないのは、野球シーズンは9月までということです。
JavaOne2016は9/18~9/22の開催だったため、試合を観ることができましたが、今年のJavaOne2017は10月開催だったため、試合は行われていませんでした。
カリフォルニア科学アカデミー
3年目のJavaOne2017では、ホテルにスーツケースを置いたらまず「カリフォルニア科学アカデミー」に行きました。
カリフォルニア科学アカデミーにはプラネタリウムも水族館もあり、なかなか楽しめます。
私は星を見るのを楽しみに意気揚々とプラネタリウムに入ったのですが、その時の上演テーマが「地震」で星は一切出てきませんでした。
サンフランシスコのオペラシーズン
さすがにカリフォルニア科学アカデミーで夜まで時間はつぶせないので、夕方からはオペラを観に行きました。
実はサンフランシスコでは9月~11月がオペラシーズンなのです。JavaOneの開催時期とちょうどマッチしますね。
しかも、会場からわりと近いシビックセンターの辺に「War Memorial Opera House」(戦争記念オペラハウス)があります。
今年のサンフランシスコ到着日(9/30)は「トゥーランドット」を上演していました。
トゥーランドットの曲は荒川静香などフィギュアスケートでよく使われていますし、特に第3幕で歌われる「誰も寝てはならぬ」は多くの人が聞き覚えのある曲だと思います。
トゥーランドットは休憩も入れると3時間程度なので、観終わる頃にはいい時間になっています。
オペラというと高くて気取ったイメージを持っている人もいるかもしれませんが、3000円くらいの安い席もありました。
また、服装に関しても戦争記念オペラハウスではドレスコードがなく、ジーンズで観に来るお客さんもいるくらいです。もちろん、ゴージャスなドレスを着ている人もいますが、どちらかというとラフな格好の人が多かったように思います。
10月中旬からはNBAシーズン
1年目(JavaOne2015)にはゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフに行きましたし、他にもサンフランシスコには観光スポットがたくさんあります。
ちなみに来年のJavaOne2018は10月28日~11月1日です。
この時期は野球の試合はやっていませんがNBA、バスケットボールの試合が行われています。
私はまだNBAの試合を観たことはないのですが、到着日の10/27はオラクルアリーナでゴールデンステート・ウォリアーズ vs ワシントン・ウィザーズの試合があるようです。
オラクルアリーナもJavaOne会場の近くのパウエル駅からBARTで20分程度で行けるようです。
しかもオラクルアリーナをホームとするウォリアーズは今年2017年に優勝しており、今最もノッているチームといえるかもしれません。
以上がJavaOneに参加する方の時差ボケ対策の参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
12月21日で息子が1歳になりました。(着ているのはJavaOneのお土産で買ったベビー服です)