目的
本記事の目的は iOS でアプリのように TweetDeck を使えるようにすることです。
詳細は以下の記事を参照ください。
[iPad で TweetDeck をネイティブアプリのように使う][link-1]
[link-1]:https://qiita.com/fiftystorm36/items/415d9e0e08a1d705dc78
[元記事][link-1]のコメントにもあるように iPad OS 13.1.2(以降?)では Safari から「ホーム画面に追加」するだけで OK です。
それ以前の OS で Safari から「ホーム画面に追加」するだけでは、開く度にログインが必要でとても使う気になりません。
Safari の Cookie を編集してログイン状態が継続されるようにする必要があります。
[元記事][link-1]では Mac からデバッグする方法が紹介されていますので、本記事では Windows からデバッグする方法を紹介します。
手順
RemoteDebug iOS WebKit Adapter の準備
[Getting Started][link-2] に従って準備する。Step 3 以降は以下を参照。
[link-2]:https://github.com/RemoteDebug/remotedebug-ios-webkit-adapter#getting-started
iTunes、Chrome の準備
- Windows PC で iTunes、Chrome をインストール。
- Chrome で
chrome://inspect/#devices
を開く。 - Devices -> Discover network targets にチェックが入っていることを確認する -> Configure... ->
localhost:9000
を追加。
設定手順
-
iPad の設定で Web インスペクタ を ON にする。
設定アプリ -> Safari -> 詳細 -> Web インスペクタ ON -
iPad の Safari で TweetDeck を開いてログイン。
-
Windows PC の Powershell で下記を実行。
remotedebug_ios_webkit_adapter --port=9000
-
Windows PC と iPad を接続し、iPad のロックを解除。
-
iPad、iTunes で Windows PC を信頼。
-
Chrome で
chrome://inspect/#devices
を再度開く。 -
Remote Target 下に TweetDeck が表示されるのでそれを inspect。
-
後は元記事の「Cookie の取得」以降と同じです。開いた DevTools 画面の Application タブから Cookies にアクセスできます。
参考
- [iPad で TweetDeck をネイティブアプリのように使う][link-1]
- [GitHub - RemoteDebug/remotedebug-ios-webkit-adapter: Debug Safari and WebViews on iOS from tools like VS Code and Chrome DevTools][link-2]