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AWS RDS とAWS Secrets Managerの統合が発表があったため利用してみた

Last updated at Posted at 2023-01-31

はじめに

先日AWSで以下アナウンスが有りました。

こちらによってRDS作成時にパスワードのローテーション管理含めてAWS Secrets Managerに設定できるようになりました。
以前はLambdaとSecretsManagerをつかってのパスワードのローテーションをする必要があったため、大分楽になった印象です。

前提

基本設定できるタイミングは Amazon RDS と Amazon Auroraでは大きく相違は無いのですが、
以下タイミングで設定できます。

Amazon RDS

  • DB インスタンスを作成する
  • マルチ AZ DB クラスターを作成する
  • DB インスタンスを変更する
  • マルチ AZ DB クラスターを変更する
  • Amazon S3 から DB インスタンスを復元する

Amazon Aurora

  • DB クラスターを作成する
  • DB クラスターを変更する
  • Amazon S3 から DB クラスターを復元する (Aurora MySQL のみ)

実演

それでは実際に試してみます。
今回はAurora MySQLで実際に作ってみます。
スクリーンショット 2023-01-31 21.55.31.png

今回は基本デフォルトで作成することにします。
「Manage master credentials in AWS Secrets Manager」のチェックボックスを入れることで管理することが出来ます。
ただし、設定後KMSキーは変更することが出来ないため注意が必要です。
スクリーンショット 2023-01-31 22.04.24.png

しばらくしてクラスターの設定画面を見ると作成されていました。
スクリーンショット 2023-01-31 22.18.45.png
スクリーンショット 2023-01-31 23.22.33.png

Secrets Managerを確認したところ値が入っていました。
スクリーンショット 2023-01-31 22.22.51.png

デフォルトでは7日でローテーション設定がされるみたいです。
スクリーンショット 2023-01-31 22.30.25.png

こちらを用いてAuroraに接続してみます。

$ user=$(aws secretsmanager get-secret-value --secret-id rds\!cluster-******-********** | jq -r .SecretString | jq -r .username)                                                                                      
$ password=$(aws secretsmanager get-secret-value --secret-id rds\!cluster-******-********** | jq -r .SecretString | jq -r .password)  

$ mysql -u $user -p$password -h database-1.********
Welcome to the MariaDB monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 20
Server version: 5.7.12 MySQL Community Server (GPL)

Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

MySQL [(none)]>  

こちらで接続確認が取れました!

Auroraクラスターを削除後、SecretsManagerも削除されていることを確認しました。
スクリーンショット 2023-01-31 23.33.05.png
スクリーンショット 2023-01-31 23.33.14.png

まとめ

これまでLambda+SecretsManagerで設定していたものが、チェックボックスひとつで設定できるようになりました。
ぜひ設定をしてみてはいかがでしょうか?

この記事がお役に立てば嬉しいです。

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