廃棄ソフトウェアまたは現在使っていないソフトウェア
https://researchmap.jp/jop1z33bz-45644/?lang=english
個人でも、仕事でもソフトウェアを購入しても、使わずに放置している場合がある。
「積読」に対応したいい言葉が見当たらないが、「積ソフト」。
ハードディスクに導入して、不具合の報告などをしたものは、まだ世の中の役にたった方かもしれない。
そこで、過去に購入したソフトウェアや、有償ソフトウェアの評価版を利用させていただいた記憶を思い出しながら、現在使っていないソフトウェアの一覧を作成する。
p.s. 20190830追記
一度つかわなくなったソフトで、また最近使い始めたソフトがいくつかある。個々に追記する。
0. PC起動ソフト
0.0 MS-DOS
MS‐DOS入門 (岩波コンピュータサイエンス)
石田 晴久
岩波書店(1988/02/24)
値段:¥ 2,416
2.11という版を利用していたので、ソフトウェアというものは、2.1版から実用的になるもんだという経験則がしみついた。
現在でも、MS WindowsのコマンドにMS-DOSとほぼ同じ機能があるので、使っていないといえるかどうかは不明。DEBUGコマンドは重宝していた。
Windows 95が出た時に、Exchangeというソフトウェアが入っているのにマニュアルがないので作ってみた。
Microsoft Exchange活用ガイド―アドバンストリファレンス
小川 清
技術評論社(1996/08)
0.1 PC-DOS
西暦2000年問題の際に、IBM-PCなどのBIOS更新のために用いた。
0.2 DR-DOS
西暦2000年問題の際に、IBM-PCなどのBIOS更新のために用いた。
0.3 CP/M
直接購入はしておらず、仕事先で利用させてもらっていた。
0.4 CP/M-86
東京都の 坂巻 佳壽美さんが公設試験研究機関の集まりで宣伝していたので試験した。
0.5 TOPPERS/JSP
オープンソースのリアルタイムOS。
現在は、ASP, SSP, FMP を利用している。
Dockerをどっかーらどうやって使えばいいんでしょう。TOPPERS/FMP on RaspberryPi with Macintosh編 5つの関門「名古屋のIoTは名古屋のOSで」
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/9c46c6da8ceb64d2d7af
1. アセンブラ
1.1 MASM
MASM というMacro ASseMblerが別売だった。
はじめて読むMASM―ソフトウェア環境のからくりを学ぶ
https://www.amazon.co.jp/dp/4871483134/
蒲地 輝尚 アスキー(1988/08)
MASMで書いたソフトウェア。
モータの制御。
数値計算。
1.2 Turbo-Assembler
アメリカのボーランド社を訪問した際に、富士通とボーランドでTurbo DebuggerのFMパソコン対応の発表があった。AssemblerとDebuggerは対で売っていたような記憶。
1.3 OPT-ASM
VZエディタのアセンブルはOPT-ASMの方が小さくなる。
2 数値計算ソフト
###2.1 MS Fortran
行列の微分方程式の計算をFORTRANで書いていました。
自分で編集の使い回しなどの空間の再利用と、実行速度の最適化を書き込んでいました。
コンパイラの最適化を使うと同じ計算結果になりませんでした。
メインフレーム用に作ったFortran のプログラムをPCに移植しようとしていたことがあります。
MS-FORTRAN 5.1入門, 黒瀬能聿
https://www.amazon.co.jp/dp/4627837607/
森北出版(1995/06)
メインフレームで単精度で書いたプログラムの誤差を評価する為、
倍精度で計算しようと思ったら、精度評価の結果が出るまでに3年かかりそうだと見積もれた。
FORTRANから足を洗いました。
PCのFORTRANでメモリまわりのエラーなどの報告を受けることがある。
メモリを意識したソフトウェアはFORTRANプログラマは書かない方がよく、
コンパイラの最適化が進化するのを促すのがよいのかもしれません。
3 事務処理ソフト(COBOL)
事務用のプログラムをCOBOLで書いたことがあります。
メインフレームなどで開発している作業を、パソコンで実施した場合の効率を測るためにPCのCOBOLの評価をしたことがあります。
初心者のためのLEVEL 2 COBOL
https://www.amazon.co.jp/dp/4769201664/
坪根 斉, 菅原 光政, 工学図書(1987/06)
変更箇所が多いこと、一部ライブラリ、シミュレータなどを作らないと嬉しくないので作業を中断しました。
PCの帳票支援ソフトウェアを開発、販売している会社と技術情報の交換をしていました。PCでのCOBOLとの連係の需要はあまりありませでした。
4 数式処理ソフト(Reduceなど)
4.1 Reduce
REDUCE入門―パソコンによる数式処理活用法 (Information & computing (33))
広田 良吾, 伊藤 雅明
サイエンス社(1989/06)
微分方程式の解法などを検討していたため、なけなしの研究費で購入した数式処理システム。
4.2 Mathematica
研修用にMathematicaを21台導入したことがあります。
まだこれから使う可能性があるかもしれませんが、
この10年間でMathematicaは1度動作させただけです。
5 文章処理ソフト(Word Starなど)
5.1 Word Star
PCで英文の編集に使っていました。一時期プログラム入力に使ったこともあります。
実用例で学ぶ Word Star―入門から実際の使いかたまで
ジュリー・A・アーカ
啓学出版(1985/08)
5.2 MS Word for Windows
WindowsでExcelを購入するとWordを一緒に買ってもほとんど同じ値段だったりしたので
Windows95からはMS Wordを使うようになりました。
今は、MAC版のWordしか使っていない。
p.s. 別の事業でWindows 版 Office 365を使いはじめました。 20190830追記
5.3 LaTeX for Windows
論文清書ソフト(TeX)としては、Windowsで\LaTeXの講習を実施するのに、
無償のTeXではうまくいかなかったので、
TEX for Windows―縦組対応日本語TEX統合環境
インプレス(1994/05)
を購入して3年間、印刷業界向けの講習を実施しました。
LaTeX入稿した書籍を題材にしたので、企業のマニュアル作成部門の方には喜んでいただけました。
5.4 JX Word太郎、一太郎
5.5 特許用機械翻訳ソフト(PAT Transer)
PAT-TRANSER Ver5 for Windows
クロスランゲージ(2002/12/10)
機械翻訳ソフトウェアの事業のお手伝いをしていたころ、成果としてできたソフトウェアの評価用として利用。
PAT Transerになる前は、SEDで前処理を記述していた。
特許によくある複文を、意味を変えないように単文に変換する。
6 漢字変換ソフト(ATOKなど)
6.1 ATOK
ATOKの前進のKITSは購入していない。
KITSの利用者から状況報告を受けたことがあります。
最近、MacintoshのATOKの評価をしていました。
特定のソフトウェアを起動した場合に、
キーボードの同時入力、高速入力に対して、
固まらないような状況がまだ観測出来ていません。
ATOK 2011 for Mac [ベーシック] 通常版
ジャストシステム(2011/07/08)
動作状況がよければ、即購入候補。
東芝のDyna bookにATOKが同梱している頃、MS-DOSでVZ EditorでATOKの機能が時々乱れた。東芝の方とジャストシステムの関係者の前で実演するまで不具合を受け付けてもらえなかった記憶がある。
キーボードバッファ処理は、同時打ち、高速タイプなど想定外の処理がうまくないのかもしれない。
p.s. Mac用のATOKの契約を継続していました。ライセンス番号を確認し導入しなおします。
20190830 追記
7 通信ソフト
7.1 CCT-98
CCT-98用のマクロを自動生成するソフトウェアの設計に関与したことがあります。
7.2 まいとーく
まいとーくは購入して利用しました。パソコン通信ソフトとの接続試験用です。
ProCOMなど他の通信ソフトウェアも必要に応じて、評価、利用しました。
通信のサーバ側のソフトウェアも研修の成果の蓄積、行事情報の蓄積に用いました。
7.3 パソコン通信ソフト
ホスト側のソフトも購入しました。
7.4 Lan Scope/AV
ネットワークパケット取得ハード&ソフト
7.5 Fire Wall-1
インタネット接続した際には、Fire Wall-1を導入しました。
7.6 HP Open View
ネットワーク管理ソフト
8. 文字編集ソフト(VZエディタ)
8.1 VZ Editor
ついこの間までWindowsのDOS窓で使っていました。
N5200という機種への移植をし、ネットで公開していました。
Mac OSへの移植を誰かしませんか?
VZ EDITOR V1.6
ビレッジセンター
8.2 Mifes
VZ editorを使う前はMifesを使っていました。
8.3 X-Final
X Windows用にはX−Finalを使いました。
DOS版のFinalも一度購入したことがあります。
DOSのFD(file 操作ソフト)のX版を試作するときに、
X-Finalとの動作を確認しました。
8.4 PSE Editor
Cのソースがあるのが嬉しい。
8.5 Brief
アメリカでは一番普及していたらしい。ボーランド本社を訪問した際に、Turbo Pascal, Turbo Cの開発者らはBriefを使用していると言っていた。その後すぐにボーランドが買収してしまったらしい。
9 設計環境(Turbo-Cなど)
9.1 Turbo-C, Turobo-PASCAL
Turbo C++ Professional
ボーランド(2006/09/19)
Cの講習を実施するのに、最初はMS-Cを利用していました。
バージョンアップ費用の負担と、
デバッガなどの環境のよさからTurbo-Cに切り替えました。
Turbo-Pascalはソースコードのコンパイルに使った。
Pascalで書かれたコンパイラをCに移植する際に、PASCALの挙動を確かめるため。
Turbo-Cで書いたソフトウェア
タイプ練習ソフトウェア
5択ソフトウェア
通信ソフトウェア
などなど、細かな道具類を作りました。
Borland C++の最初の版まで利用していました。
9.2 Top Speed C
Borlandの人が作ったらしいTopSpeed Cも購入しました。
9.3 Top Speed Modula-2
Top Speed Modula-2で初めてModula-2に触れましたが、何も作らずじまい。
9.4 Think C
Mac OS用でThink Cも購入しましたが、ちょっとした計算を確かめただけ。
9.5 Code Warrior C++
Palm OS用、Mac OS用など
9.6 Visual Basic
ながらくMSのVisual Studioを購入していました。
Visual J++を利用したこともあります。
Visual Basicはここ10年くらい使っていません。
p.s.
Visual Studio Express, Visual Codeなどは現在も利用しています。20190830追記。
9.6 Prolog-KABA
9.7 SmallTalk86
9.8 XilinxのISE
Verilog-HDL, VHDLにはXilinxのソフトウェアを購入して利用してきました。
最近は講習用の無償のWEB-Packしか利用していません。
9.9 MS-DOS版N88-BASIC
9.10 旧三菱系Cコンパイラ
TMという名称の統合環境でした。
現在は、旧日立系のHEWというフロントエンドで動作しています。
9.11 MIWA C++
C++のプリプロセッサ(トランスレータ)で、Cでコンパイルできるソースを生成する。
10 キーボード練習用ソフト(Type quick)
キーボード練習ソフトウェアをC言語で作って講習で使っていたこともあります。
10.1 、Type Quick
教科書のできのよさから、自作ソフトを更新するのではなく、Type Quickを購入しました。
PC-9801, N5200などMS-DOSが動作するPCで利用しました。
11 マルチタスクOS(Xenix)
11.1 Xenix
The XENIX Command Reference Guide
Kaare Christian, Susan Richter
Wiley(1989/04/12)
PC-UNIXで利用していたものの1つ。
Microsoftから販売していた時期もあったように記憶。
11.2 Solaris
SUNシステム管理 (アスキーブックス)
下山 智明, 城谷 洋司
アスキー(1991/03)
11.3 BeOS
BeOSへの招待
安田 幸弘
毎日コミュニケーションズ(1997/12)
11.4 PC用有償TCP/IP, X-Windows
PCのTCP/IPソフト、X-Windowsソフトなど有償のソフトウェアを利用していたこともありあます。最近は,無償のLinux, Cygwinまたはmingwを利用しています。
Linuxで有償のパッケージは
Red Hat
Turbo-Linux
など6種類くらいを購入したことがあります。
12 表計算ソフト(Multiplan, Lotus 123)
表計算ソフトは多数購入しました。
マクロ言語を使ったプログラミングなどで、簡単な道具を作ったり、道具を作る講習を実施しました。
X Windows用のNoelというソフトを導入したことがあるような気がします。
13 説明資料作成ソフト(Inspiration, Power Pointなど)
13.1 Inspiration
プレゼンテーションを作るソフトウェアは、
最初、MacintoshでInspirationを使っていました。
インスピレーション 日本語版 V.6
スリースカンパニー(2000/08/08)
階層構造的な文書と図の変換が思考を助けてくれました。
13.2 Power Point
13.3 その他
ボーランド、ロータスなどのソフトウェアも購入評価。
14. 計算機援用設計(Or CADなど)
14.1 OrCad
電気系のCADはOrCADを使いました。
他にも数種類CADを購入しています。
14.2 PSpice
PC用の回路シミュレータは、PSpiceのCQ出版版をよく使いました。
電子回路シミュレータPSpice入門編―電子回路の動作をパソコンで疑似体験! (ツール活用シリーズ)
棚木 義則
CQ出版(2003/10)
14.3 Matlab/Simlink
Matlab/Simlinkを使うセミナの助手をしたことがあります。
p.s. 時々つかっています。
###14.4 Enterprise Architect
UMLでは、EnterPrise Architectを利用したUMLに基づく設計、分析をしました。演習なども5年ほど実施してきました。
p.s.今年、ライセンスを再購入しました。
15 データベース(dBase, Access, Oracle, SQL Server)
有償のデータベースソフトを利用したり、講習で利用したことがあります。
16 システム管理
Netwareでは、ARC Serverを利用しました。
ディスク管理ソフトウェアは数種類購入して評価しました。
無停電電源装置の管理はPower Chuteを利用しました。
17 試験ソフトウェア(PolySpace Verifier, C++ test)
17.1 PC-Lint
Gimpel Software, 1986
17.2 PolySpace Verifiler
SUSE Linuxへの導入など導入試験を実施しました。
MISRA-Cへの対応をした上で、検査をするとよいことが分かりました。
他のMISRA-Cの検査の道具と合わせて使うとよいことが分かりました。
0割の検査など、ソースコードを修正できる人が使うとよいことが分かりました。
17.3 C++ Test
CプログラミングのMISRA-C対応、単体試験などの道具類を導入し、プログラムの試験をし、講習会などを実施しました。
17.4 QAC
QACの導入はじめ、他の道具の評価版の利用による教育支援を行ったことがあります。
時々つかっています。
18 描画ソフト
Windowsでは花子を使っていた時期があります。
MacintoshではAdobe Illustratorをはじめ、数種類の描画ソフトウェアを購入しました。
現在、updateしていないためMacintoshで何を使うか悩み中です。
19 ウィルス検査ソフト
Norton anti-Virus, Virus Basterはじめ数種類購入して評価しました。
20 電子辞書
多数購入しました。
現在、Web上の検索に頼っているので、ネットが繋がらないと苦しい。
21 動画処理,音楽処理
21.1 Vision
Macintosh用音楽ソフト
21.2 Print Music
Finaleの縮小版。現在はFinale利用。
21.3 スコアメーカ
スキャナで楽譜を読み取る
21.4 その他
Silicon Graphics社のIndyを導入したり、Sonyのビデオ編集機などの主にハードウェアで対応していました。いくつかの連係する画像処理ソフトウェアを購入したり、ライブラリの開発などをしました。
文書履歴(document history)
ver. 0.01 初稿 20190504
ver. 0.02 加筆 20190830
ver. 0.03 見直し 20220527
最後までおよみいただきありがとうございました。
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