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放送部(高校)部長になって

Last updated at Posted at 2025-09-10

就職の面接の際に、学校での部活やバイトの話題を出すと、面接官に馬鹿にされることがあるらしい。

高校の放送部で、常にNHKを意識し、NHKを超えることを目標としてきており、そんなことはないよっていいたい。

大人になってからNTTとNTKとある地方自治体で、NHK FMと連動し、ネットリクエストの企画をしたことがある。NTTとNHKとある地方自治体の会合の際に、NHKの記者の方が、NTTの管理職の方をつるし上げるような発言に出くわしてびっくりしたことがある。

NHKの記者の方は、なんとなくいいところのご出身で怖いものがない感じ。NHKを辞めようと、自分でいきていける力をお持ちのような。この瞬間、あ、自分が高校生でインタビューしていたときは、いかに高校生だからっていう甘えで、取材ができただけだったんだってなった。

だから高校生は駄目とは思っていない。1年上の先輩は、高校でてから音響のお仕事をされている。小学生のころからはんだ付けをされている感じで、ミキサーを制作するとともに、制作マニュアルも作成された。一年下の後輩も、小学生のころからはんだ付けをされているとのこと。自分の学年には、プロと対抗できる音響技術者はいなかった。
音響技術者は、無線技術者、天文技術者とともに、アマチュア、セミプロ、プロの境界がない連続した専門家集団を形成していることで有名だ。

音響技術者とは異なり、インタビューではアマチュア、セミプロ、プロの境界はあるような気がした。

該当インタビューでは、お答えいただける方の2割くらいは、こちらの顔色をうかがって、こちらが何をこたえてほしそうかって見ながら答えてくれる。
欲しい回答は、2時間か3時間かければ、必ず得られたんて感じ。

そうだ、自分が想定する答えじゃない、想定外の答えをもらわなきゃ、よいインタビューじゃないんだってなった。
そのために、高校生っていうなんでもいいやすい相手というのは一つの利点である。
高校生だからこんなことは知らないだろうっていう、裏話を気軽に話てもらえる。
え、そんな考え方があるんだっていうお話はたくさんお聞きできた。

できなかったのは、相手の責任を追及し、相手を追いつめて答えてもらう回答。
質問する側に、万全な体制があり、相手を逃がさない論理が構成できていないと無理だってなった。

全員に同じ答えをしてほしいわけではない。いろんな意見が欲しいのだ。

HAZOPという11のguide wordを知っている今なら、もっといろいろ聞けたはずだてなっている。

ちょけねこ たんじょうびのおくりもの 安全(96) 図(34)
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/fc9675686c229f7a155e

参考資料

人生で影響を受けた本100冊。
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/16af53acbb147a94172e
27. NHK新アナウンス読本 1980/3, 日本放送協会
51nHX8lSlQL._SX373_BO1,204,203,200_.jpg
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J89VYY/
https://bookmeter.com/books/3047555
https://booklog.jp/item/1/B000J89VYY

アナウンサの基本的な事項が整理されている。
「あえいうえおあお、かけきくけこかこ」といったアナウンス練習がついていないのは何故だろう。高校の放送部では、アナウンス読本はすごく大切な教科書だと思っていました。今(38年後に)読むと、少し技術面、論理面が弱いような気がします。
実際には、発声練習よりも、でんすけ(sony のカセットレコーダ)を持って、毎日街頭面談(interview)に出かけていました。NHKよりも早く現場につき、後から来たNHKの方に質問するのが楽しみでした。面談(interview)は、とにかく好きな内容を好きなだけ、相手に話をしてもらって、ちょっとしたきっかけで、自分たちが欲しい題材に振ってみるというのがコツでした。仕事なら、「やらせ」をしたくなる気持ちは理解できました。30秒の話のために30分は話を聞かないと得られない。そして取材を100人にすれば、1人は自分の言って欲しいことを話してくれることに必ず出会う。

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