Qiitaを投稿しようとすると、右の画面に次のような記述が現れます。
記事投稿のヒント
コミュニティガイドライン
ガイドラインの内容を理解し、エンジニアにとって再利用性・汎用性の高い内容を投稿しよう
例えば、以下のような記事はやめましょう
テスト投稿、日記など(限定共有投稿をご活用ください)
文章として成立していないメモや走り書き
自己紹介記事(プロフィールをご活用ください)
AIが生成した内容で正しいかどうかを検証していないもの
誤解をまねきやすい表現の羅列は、Qiitaの質を低下させるような気がしました。
上記文章は、エンジニアにとって再利用性・汎用性の高い内容ではなく、再現性も乏しいかもしれません。
言語理論、工学、法律、規格、特許などに基づいて、文章の見直しをお勧めします。
プログラマが知っていると良い「公序良俗」
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/9fe7c0dfac2fbd77a945
公序良俗との関係が説明できない計画・規則は有効か
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/7356189bf1644c4b6313
以下は、Qiitaから依頼があった場合の想定した意見として記録します。
エンジニアにとって再利用性・汎用性の高い内容
再利用性と汎用性は同時に成立するとは限りません。
再利用性が高いかどうかよりも、具体的な再現性が高いかどうかが大事ではないでしょうか。
再利用性が高いと主張しても、再現性のない事象は議論の対象になることが困難です。
再現性を確保するためには、個別、具体的な条件の記載が必要な場合があります。
汎用性が高ければ高いほど、矛盾が生じる可能性があるかもしれません。
立場か違えば、汎用性が成り立たないかもしれません。
一つの立場の汎用性だと思っている実態は、実はその立場の利権に依存しているかもしれないと考えたことがあるでしょうか。
逆も真:社会人が最初に確かめるとよいこと
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/39afe4a728a31b903ddc
テスト投稿
Qiitaの投稿の仕組みを理解するためのテスト投稿は、限定共有投稿をご活用いただければよいという趣旨は理解できます。
テスト投稿には、
特定の分野の投稿に対する反応を見る目的。
特定のMarkdownおよびそれ以外の記述方法に対する反応を見る目的。
特定の言語(自然言語、プログラミング言語を含む)に対する反応を見る目的。
など、さまざまな目的の記述があります。
「Qiitaの投稿の仕組みを理解するためのテスト投稿」と限定した表現なら誤解を招きにくいかもしれません。
日記
プログラミングと関係ないと書いている本人が思っている日記は、限定共有投稿でよいかもしれません。
エンジニアにとって再利用性・汎用性の高い内容の日記であれば、なんの問題もないはずです。
「日記」という言葉だけで説明した気になっているQiita側の姿勢はいただけないかもしれません。
「プログラミングと関係ないと思っている日記」と限定する表現すれば誤解を招きにくいかもしれません。
文章
文章として成立していないメモや走り書きは、プログラムの原点そのものです。
文章として成立してない言葉の羅列を、コンパイラにかければ、文法誤り、意味誤りなどを指摘してくれて改善できていきます。
プログラムを書き始める最初の段階として推奨できます。
文章として成立していないかもしれないメモや走り書きは、コンパイラ、言語処理ソフトにかけた結果とその後の改良とともに掲載してもらえればよいのではないでしょうか。
文章として成立していないかもしれないメモや走り書きを軽視する姿勢は、プログラマとしてはあり得ません。
「文章として成立していないかもしれないメモや走り書きは、言語処理システムを通してその後の改良とともに掲載してください」と表現すれば誤解を招きにくいでしょう。
自己紹介記事
すべての自著の文章は、自己紹介記事にすぎません。
他人の紹介ばかりを書くより、自分の頭で考えたこと、自分が経験したことを書いてもらった方が、いいかもしれないと思います。
自己紹介記事のうち、プロフィールに書いてあった方が、読者のためになることはプロフィールに書くように勧めてはいかがでしょうか。
「【カジュアル面談企画】他社のエンジニアと話してみよう!」に参加する前に
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/0bdd5f52c4627e11703e
すべての自著記事は、自己紹介記事として読ませていただいています。
AIが生成
正しいかどうかの前に、著作権などの権利関係を明確にすることが大切です。
たとえば、自分の書き物を学習データとして使い、自分の権利の範囲内で生成したものであれば、正しいかどうかが問題ではなく、価値があるかどうかが問題です。
正しい文章は、しばしば価値がありません。世の中には、立場によって正しいという集合は可変です。すべての立場で正しいという集合は、しばしば空集合かもしれません。
「自己が保有する著作権データなどに基づかないAIが生成した内容で、知的所有権があるかどうかを検証していないもの」と表現すれば誤解を招きにくいでしょう。
まとめに代えて
Qiitaの記事で、法律、特許、規格などにもとづかずに、著者の経験や、著者の属する組織の経験などを前提として、かつ、その前提を記載せずに描写している記述をみかけることがあります。
会社名で忖度しろという態度の記述もしばしば見かけます。
「記事投稿のヒント案」
コミュニティガイドライン
ガイドラインの内容を理解し、エンジニアにとって再利用性・汎用性の高いだけでなく再現性の高い内容を投稿しよう
例えば、以下のような記事はやめましょう
Qiitaの投稿の仕組みを理解するためのテスト投稿、プログラミングと関係ないと思っている日記など(限定共有投稿をご活用ください)
文章として成立していないメモや走り書きで言語処理システムを通してその後の改良を図ろうとしていない記述
自己紹介記事のうちプロフィールに書いてある方が便利な内容。
AIが生成した内容で知的所有権の検証していないもの
参考資料
@kazuo_reve 私が効果を確認した「小川メソッド」
https://qiita.com/kazuo_reve/items/a3ea1d9171deeccc04da
今日Xpathを覚えた
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/b3d9a3aca9643e5d243a
Webアプリケーションを学ぶ
https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/f1c9b063317003cddff9