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MicrosoftActionPackSubscription(MAPS) のVisualStudioProfessionalの利用規約の落とし穴メモ

Last updated at Posted at 2017-10-05

MAPSのVisualStudioの利用条件について調べていたのでメモついでに投稿しておきます。

MicrosoftActionPackSubscription とは

マイクロソフトの製品を開発目的で安価に使用できるサービスで、具体的にはMAPSの概要にて、次の様に書かれています。

クラウド ビジネスを前進させるアクション パック

アクションパックを購入し、クラウド特典を活用すると、ネットワークメンバー1よりおよそ2倍のクラウドビジネスを扱うことができます。年間42,000円の年会費で、マイクロソフトの充実した特典を活用し、貴社のビジネスをスピードアップしてください その他の特典:
世界的な開発者ツールを使用して、iOS、アンドロイド、Linux、および Windows のお客様のアプリケーションおよびソリューションの作成が可能

  • Windows 10 Enterprise(アップグレード) のライセンス、3 つの Visual Studio Professional ライセンス、追加コストのかからない Visual Studio チームのサービス アカウントの提供
  • Office 365 (E3) が最大10シート、さらに5シートのEnterprise Mobility SuiteとMicrosoft Dynamics CRM Online Professional2の社内使用ライセンスの利用
  • マイクロソフト Azure クレジット月額 100 ドルを受け取る

安価で色々と使えるので便利!

Visual Studio Professional のライセンスなんて有難いと思うかもしれませんが、ライセンスはどうなっているのでしょうか?見てみます。

MAPSにて提供されているVisualStudioProfessional のライセンスの扱い

Visual StudioとMSDNのライセンス ホワイトペーパー
のP13 にて、次の様に表記されています。

マイクロソフト パートナー ネットワーク (MPN) を通した Visual Studio サブスクリプション

マイクロソフト パートナー ネットワークを通じて提供される Visual Studio サブスクリプションは、コンサルティン グ サービス、パッケージ アプリケーションの特定顧客へのカスタマイズ、特定顧客のカスタム アプリケーションの 構築など、報酬として直接的な売上を創出する活動に使うことはできません。
例: ある外部の受託業者が、顧客企業の開発チームで一時的に作業に加わることになっています。その外部の受託 業者は Visual Studio Enterprise with MSDN をマイクロソフト パートナー ネットワークの特典として所有していま す。Visual Studio サブスクリプションは MPN 特典として取得したためコンサルティング サービスに利用できず、 次のいずれかの対応が必要です。

  • 受託業者が Visual Studio サブスクリプションをこのサービス提供のために購入します。
  • 顧客企業の開発チームが購入した Visual Studio サブスクリプションのうち、予備の (割り当てられていない) サブスクリプション (使用予定のソフトウェアを含む十分なレベルのサブスクリプション) の 1 つを、契約の期 間中だけ受託業者に割り当てます

つまりどういうこと?

自社で製品を出す場合は使うことができるが、例えばA社から請け負った開発とかでは特定顧客のアプリケーションの開発として扱われる為、使えないということです。下請けには厳しい。(パートナーネットワーク経由で、問い合わせました。)

で、何が言いたかったの?

結構ライセンスとか意識してないかもしれませんが、突っ込まれるとあかん場合があるので、ライセンスに関してはちゃんと資料読んでおきましょうって話です。

他の方法

会社設立して5年以内であればMicrosoft BizSpark という手もあるよね?とか。

以上。あんまライセンス周り読み切れてないところもあるかもしれないので、突っ込み等ありましたらどしどし。

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