要約:大企業から開発委託された案件でもCommunity使えないっぽい。
まえがき
他人の書いた文章を鵜呑みにせず、必要ならMSに問い合わせてくださいね。
- 2015/11/24 VSC2015がRTMになってたりEULA公開されてたりしたので全面的に改訂。オチは変わってないです。
併せて読みたい
Visual Studio Community 2013のライセンス条項にみる利用可能ユーザについて - 新・日々録 by TRASH BOX@Eel
EULAを読む
日本語版 https://www.visualstudio.com/ja-jp/mt171547.aspx
英語版 https://www.visualstudio.com/en-us/mt171547.aspx
お客様がエンタープライズである場合、お客様の従業員および契約社員は本ソフトウェアを使用して、お客様のアプリケーションを開発またはテストすることはできません。ただし、上記で許可されているオープンソースおよび教育目的の場合を除きます。「エンタープライズ」とは、合計で (a) 250 台を超える PC がある、もしくは 250 人を超えるユーザーがいる、または (b) 年間収益が 100 万米ドル (もしくは他の通貨での相当額) を超える、組織およびその関連会社のことです。「関連会社」とは、組織を (過半数所有により) 支配している法人、組織が支配している法人、または組織と共通の支配下にある法人を意味します。
過半数所有ってグループ会社とかそういう・・・???
ライセンスホワイトペーパーを読む
日本語版 http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=13350
英語版 http://www.microsoft.com/en-US/download/details.aspx?id=13350
エンタープライズではない組織において 5 ユーザーまでは Visual Studio Community を利用できます。エンタープライズ組織( PC 台数 250台以上または年商 100 万ドル以上)は上記の教室の研修環境、学術的調査、オープン ソース プロジェクトへの貢献以外では従業員や請負契約者ともに利用を認められません。
例 2: Fortune 500 のある企業は、店舗地図モバイル アプリケーションの開発を小さな企業に委託している。このアプリケーションは、オープン ソース プロジェクトではない。この小さな企業は 5 名がこのプロジェクトに就業しており、Visual Studio Community 2013を利用したい。この小さな企業は Fortune 500 企業のアプリケーションの開発受託者であり、かつ、このアプリケーションはオープン ソース プロジェクトではないため、この小さな企業は Visual Studio Community 2013 をアプリケーションの開発やテストに利用することができない。
例がクリーンヒットしてますね。
まとめ
結局仕事に使うなら製品版買うのが安心っていういつものパターン。
個人なのか個人事業主なのか法人なのか非営利団体なのか・・・なんてことはどうでもよくて、でかい金儲け(やそれに加担するの)に使うなら製品版買えよっていう感じのような気がします。憶測ですが。