S3バケットへのアクセス制限
S3バケットにはアクセス制限を設定できる。
アクセス制限には3つの方法がある。
バケット単位で制限するバケットポリシー、IAMユーザー単位で制限するユーザーポリシー、ACL(アクセスコントロールリスト)がある。
バケットポリシー
該当のバケットにアクセスできるユーザーを指定する。
対象ユーザーが多いときに使用。
ユーザーポリシー
アクセスできるバケットを指定する。
バケットが多いときに使用。
ACL(アクセスコントロールリスト)
自分以外のほかのAWSアカウントに対して、「読み取り」「書き込み」それぞれの操作を「許可」「拒否」できる一覧表のこと
アクセス制限の対象と内容
アクセス制限で設定する項目
項目 | 内容 |
---|---|
リソース(何に対して) | 制限の対象となるバケットやオブジェクト。Amazonリソースネーム(ARN)を使って、対象を識別する |
アクション(何を) | 実際にできる行動のこと。GET(取得)、PUT(配置)、DELETE(削除)など。アクションキーワードを使って指定 |
エフェクト(できるのかできないのか) | 設定する可否のこと。許可(Allow)もしくは拒否(Deny)を設定 |
プリンシパル(誰が) | 許可もしくは拒否するユーザーやアカウント、サービス |