Macでmysqlの設定方法を調べたかったのに、
Windows系の記事の方が多かったので、
自分でまとめて記事にしてみました。
Terminal上での作業を想定しています。
※ []
部分は []
も含めて対象のものに置き換えてください。
インストールと状態確認
brewでインストール
brewでmysqlをインストールします。
$ brew install mysql
インストールしたmysqlの情報を確認する場合は、下記コマンドで。
$ brew info mysql
バージョン確認
$ mysql --version
mysql自体の起動・停止
mysqlはインストールしただけでは起動していません。
利用する場合は起動をしましょう。
また、使い終わったら停止しておきましょう、バッテリー結構消耗しがちなので。
$ mysql.server start # 起動
$ mysql.server start --skip-grant-tables # パスワード無しでログイン
$ mysql.server stop # 停止
実行(ログイン)
$ brew info mysql
で確認した情報欄にも記載がありますが、下記コマンドで実行。
$ mysql -uroot #root実行
実行後
ヘルプ
ヘルプ一覧を表示。(コマンドどちらでも可)
mysql> help
mysql> \h
mySQL状態確認
mysql> show variables like 'version'; #バージョン確認
mysql> show status; #セッション統計情報の表示
mysql> show status like "Threads_connected"; #現在の同時接続数を表示
ユーザ状態確認、操作
mysql> select user(); #ログイン中のユーザ表示
mysql> show grants; #現在ログイン中ユーザの権限確認
データベース状態確認、操作
mysql> show databases; #データベース一覧を表示
mysql> use [db_name] #使用するデータベースを選択(セミコロン不要)
mysql> create database [db_name] #データベースの作成
mysql> drop database [db_name] #データベースの削除
テーブル状態確認
mysql> show tables; #テーブル一覧を表示
mysql> show tables status; #テーブル一覧のステータス情報を表示
mysql> desc [table_name]; #カラム一覧を表示
mysql> show full columns from [table_name]; #カラム一覧を表示、Collation付き。
mysql> show index form [table_name]; #特定テーブルのインデックスを確認
※Collation:照合順序。MySQLでは文字コードとソート順を持っており、ソート順の部分がCollationと呼ばれている。DB単位、テーブル単位、カラム単位で設定可能である。
ユーザの作成・削除
ユーザ名:maki
パスワード:fuwa
のユーザを作成します。
mysql> create user 'maki'@localhost identified by 'fuwa';
下記コマンドで作成できたことを確認しましょう。
mysql> select user, host from mysql.user;
間違えた場合などに、ユーザを削除するコマンドは下記。
mysql> drop user 'maki'@localhost;
ちなみに、作成したユーザでログインする場合は下記コマンド。
コマンドを打ったらパスワードを求められます。
$ mysql -u maki -p
退出(ログアウト)
下記どれでも可能。(コマンドどちらでも可)
mysql> exit
mysql> quit
mysql> \q