Nuxt.jsで作成したWebアプリにApplePay決済を実装したので、まとめておきます。
GooglePayの実装はこちらにまとめています。
Merchant IDの作成
AppleDeveloperの Certificates, Identifiers & Profiles
ページで、 Merchant ID
を作成します。
Marchant IDs
が選択されていることを確認して、「Continue」を押下します。
Description
と Identifier
に任意の値を設定し、「Continue」を押下します。
設定内容を確認して、「Continue」を押下します。
「Register」を押下します。
Merchant ID
が作成されていることを確認します。
ドメイン登録(AppleDeveloper側)
WebでApplePayを使用するには、使用するWebページのドメインを事前に登録する必要があります。
先程作成した Merchant ID
を選択し、「Add Domain」を押下します。
ApplePayを使用するWebページのドメインを記入して、「Save」を押下します。
httpは指定できないので、注意してください。
ドメイン登録後、 apple-developer-merchantid-domain-association.txt
というファイルをダウンロード出来るようになります。
ApplePayを使用するWebページのルートに .well-known
というディレクトリを作成し、このディレクトリにダウンロードしたファイルを入れてください。
今回の例では、 https://sample/itouuuuuuuuu.com/.well-known/apple-developer-merchantid-domain-association.txt
に配置します。
その後、「Verify」を押下します。
問題なければ、ステータスが Verified
となっているかと思います。
ドメイン登録(Stripe側)
Stripeの管理画面でも、ApplePayを使用するWebページのドメインを登録する必要があります。
Stripeの管理画面から、「設定 -> 支払い方法」を選択します。
ApplePayの「設定」を押下します。
「新しいドメインを追加」を押下します。
ApplePayを使用するWebページのドメインを指定し、「確認ファイルをダウンロード」を押下します。
apple-developer-merchantid-domain-association
というファイルをダウンロード出来るので、このファイルを先程Webページのルートに作成した .well-known
ディレクトリに入れてください。
AppleDeveloperでダウンロードした apple-developer-merchantid-domain-association.txt
とは別のファイルなので、注意してください。
完了後、「追加」ボタンを押下してください。
正しくドメインが登録されていれば完了です。
Nuxt.jsでWebアプリを作成
上記までの設定が終われば、Nuxt.js側の設定は GooglePay決済時と同じです。
ただし、AppleDeveloperとStripeに登録したドメインでしかApplePayの支払いボタンは表示されないので、ローカル環境で開発する際は注意してください。