4
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Microsoft Power BIAdvent Calendar 2021

Day 2

RSSのデータ~Power Platform関連へ

Last updated at Posted at 2021-12-04

はじめに

 Excelのテーブル~Power Platform関連へ - Qiitaでは、サンプル的なExcelデータにPower Platformのサービスでアクセスできることを考えました。今度は、RSSのような更新情報を応用を説明します。
 更新情報のシステムやネットワーク監視等の例では、オンプレにある情報の更新やJPCERT/CCの「脆弱性関連情報」を受けるようなケースを想定しています。今回の構築例では、より手軽なRSSのデータソースの例として、日経クロステックのRSSを用いますが、同様の仕組みを使い、他の利用例にも応用できると考えています。

保存先はMicrosoft Listsへ

 Microsoft Listは、SharePointのリストがベースになった2020年5月頃に提供されたサービスです。Microsoft 365 ポータル https://office.com のアプリ一覧から[Lists]を選択します。最大の保存件数は3,000万件であり、Excelよりも強力なデータベースとして利用できます。
「新しいリスト」をクリックします。

image.png

「Excel」からを選択し、前回のサンプル記録のExcelを指定します。

列の種類で、テーブルの中で1つの列のみ「タイトル」となります。「OverView」は複数行を扱えるように「1行テキスト」から「複数行テキスト」に変更します。

image.png

名称の画面ではリストの中の他を指定します。保存先は、Teamsのチーム(内部的にはSharePointのチームサイト)を指定し作成します。

image.png

リストが作成されました。

image.png

列の追加で、「URL」を1行テキストで、「PublishDate」を種類は「日付と時刻」、「時間を含める」「わかりやすい形式」で追加します。

image.png

「Memo」を「複数行テキスト」で追加します。

「Count」と「PowerAppsId」は使わないので非表示にします。
image.png

列名を日本語名でわかりやすいように調整します。完成したリストは以下です。
image.png

RSSをPower Automateで連携

データソースは、日経クロステックのRSS配信 | 日経クロステック(xTECH)から、全記事新着を対象とします。

https://tech.nikkeibp.co.jp/rss/index.rdf

Power Automateの検索欄から「RSS」で検索し、「RSSからSharePointへ」を選択します。
image.png

必要なサイインを行い、「続行」します。
image.png

RSSフィードのURL等を指定します。

image.png

次のアクションは「時刻」で検索し、現在の時刻を選択します。
image.png

UTCの時刻をJSTに変換するため、次のアクションは「タイム」と検索し「タイム ゾーンの変換」を指定します。図のような必要な指摘を行います。

image.png

SharePointの項目追加について、図のように指定します。
image.png

Teamsの通知を追加します。メッセージの部分はHTMLでフォーマットを整えたものにします。
image.png

保存して、RSSが配信されたものを待ちます。

ListsのデータはPower BIで可視化を

Listsに溜まったデータは、Power BIで可視化できます。

おわりに

 本メモの最初のドラフトを書いたのが2020/12頃です。画面等が一部古い可能性があります。対応方法の考え方のみ読み取っていただき、実際の設定等は、最新の内容に読み替えて対応してください。

4
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?