以前「Kong Gateway Certified Associateを取得してみた '25/4版 」という記事でKong Gatewayの資格取得体験記を書いた。
この時の資格はEnterprise版のものだったのだが、最近Kong Konnect Certified AssociateというKonnect版の資格が新しく提供されているのに気がついたので、受けてみた。
試験の概要
この試験はKong Konnectの入門的な資格であり、基本的なKong Konnectの知識が問われる試験となっている。
以下が試験の概要となる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | オンラインのみ(専用Chrome Extension使用) |
| 価格 | $275 (クーポンあり) |
| 予約 | 90日前まで可能 |
| スケジュール変更 | 試験日の7時間前まで |
| 合格ライン | 75% |
| 言語 | 英語のみ |
| 試験形式 | 選択、多肢選択 |
| 試験時間 | 2時間 |
Enterprise版の方の資格試験ではDeepLが利用可能な記載があったような気がするが、今回の試験に関してはテスト画面ではその記述が見当たらなかった。
ただ、FAQを見る限りDeepLへのアクセスは許されているようなので、使っても問題なさそうだ。
前提条件としては特になく、前提資格・トレーニングはない。
試験環境については以下が必要となる。
- カメラ、マイク
- スマートフォン(テスト環境のPCを撮影するために使用)
- 写真付き身分証明書(パスポート推奨)
- きれいな机
- Honorlock Extension
試験内容
問われる知識としては試験の詳細ページから確認してほしいが、大体以下あたりが出る。
- Kong KonnectのControl Plane
- Konnectが提供するKong Meshとの連携機能
- Service Catalog
- Developer Portal
- AI Gateway
- Billing
- Konnect Advanced Analytics(Konnect Observability)
- APIOpsと関連するツール
- KonnectのOrganization
Analyticsは多めの印象で、AI Gatewayもそれなりに出る。MCP関連のところも対象となっている。
Kong Meshもそこそこ出るので、普段触っていない人は注意(自分がそれで焦った)。
また推奨トレーニングも試験の詳細ページに記載があるので、必要に応じて確認しておくとよい。
ただ、個人的な感覚では、Konnectの左サイドメニューから触れる機能を一通りGetting Startedレベルでいいので触っておくといい気がする。
試験内容は前述の問われる知識で話したような項目を大項目として、各項目ごと数問、全50問で構成されている。
実技試験はないものの多肢選択問題が結構な量あり、どれも正しそうな選択肢が多いので機能を正確に抑えておきたい。
申し込み方法
Kong Konnect Certified Associateのページ下部からSchedule your examをクリックする。
するとTrueAbilityという会社のサイトに飛ばされる。
PURCHASE THE EXAMをクリックして各種情報を入力して試験を受ける権利を購入する。
続いて試験日を設定する。
UPDATE YOUR LOCATIONから受験する場所、UPDATE YOUR TIME ZONE でタイムゾーンを設定し、Make your Reservationの下のSelected DateとSelected Timeで受験日、受験時間をそれぞれ選択する。
なお、後から日程を変更したくなった場合はCandidate Portalにアクセスし、RESCHEDULEから変更できる。
当日の試験の流れ
TrueAbilityのWebサイトに定刻にアクセスすると試験開始用のボタンが表示されるようになるので、それをクリックすることで開始となる。定刻までは画面は何も変わらないので注意。
また開始時刻を30分過ぎても開始しなかった場合は不合格になるっぽいので注意。
開始すると以下のような感じでHonorlockという監督ソフトみたいなのが立ち上がって利用規約みたいなのを読まされる。右上に言語があるが、日本語で全て表示可能。

その後システムチェックみたいなものを実行する。これ、事前に実施できるといいのだが、事前に実施する方法は見つけられていない。

その後、禁止事項一覧が表示される。なおスマートフォンは❌️になっているが、この後の作業で使うので用意が必要。

この画面の後、以下のようなことを実施する。
- 自身のPCを使って顔写真を撮影
- スマートフォンを使って自身のPCを撮影
それが終わるとテスト画面に移行できるようになるので、テスト画面に移行してテストを受ける流れとなる。
試験官がいるらしいのだが、コミュニケーションは一切取る必要はないのでその点はかなり楽である。
試験終了後、試験官に終了を伝えるとチャット欄にフィードバック(1から5段階評価)を送って退出する形となる。
試験が終わって15分くらいで結果が以下のようにメール届く。
所感
受ける前はGateway関連の知識を問われるのかなと想像していたが、実際に受けるとKonnect固有の機能に関する問題が多く、AI Gateway, MCP, Billingといった新しい機能についても問われるものがあって面食らった。
また普段あまり触らないService Catalog、Kong MeshやOrganizationそのものの使い方(Organizationを複数持つケースやdisable時の挙動など)も問題にあり、Konnectに関する幅広い知識が必要な点は歯ごたえを感じた。
一方で、実技試験がないので設定方法みたいな知識はなくても解ける点は試験対象者の敷居を下げているとも思えた。
Konnectの知識に自身がある人、資格を機に幅広い知識を習得したい人なんかは受けてみるといいかと思う。

