はじめに
本稿は、IBM iを初めて扱う新入社員の率直な感想についてまとめています。 内容はあくまで初心者視点の意見であり、必ずしも正確な知識ではないことをあらかじめご了承ください。また、年齢的には若者と言えるか微妙ですが、その点もご容赦ください。
私について
私はIT企業に入社して1年目の新人です。大学でコンピュータサイエンスを学んだわけでもない、25歳の社会人です。そんな私から見たIBMという企業や製品についての率直な感想が、誰かの参考になれば幸いです。
IBMについて
現在の仕事に就くまでは、IBMに対して「遠くもなく、近くもない」という印象でした。親戚がIBMに勤めていた影響で、漠然と「海外の有名なIT企業」という認識はあったものの、具体的にどんな製品を扱っているのかは全く知りませんでした。
経緯
業務でIBM製品に触れる機会がありました。使用したのは IBM Power S1012 で、主に構築業務を行いましたが、1年目の私ができることは限られており、上司の作業を見ながら手順書を作成する程度でした。それでも、重厚感のある機体に触れた際の興奮は今でも忘れられません。
上司の勧めで e-BELLNET.com の記事や、同世代の 古閑さくらさん ( @koga39chan ) のQiita記事を読み、私も何か発信し記録して、同じように学び始める人たちの役に立ちたいと思い、本稿を書くことにしました。
あの黒画面を若者はどう感じるか
黒の背景に緑の文字。
私の第一印象は「カッコイイ!」でした。映画やドラマ、そして学生時代にハマっていたゲーム「Falloutシリーズ」を彷彿とさせ、まさに「IT企業に来た!」という感覚を味わいました。
「ダム端末」と呼ばれる、この画面。ダムは英語で「馬鹿」を表すようで、反対に「インテリジェント端末」とやらもあるそうです。こう言った命名も大変IT用語っぽくて好きです。またどこかでちゃんと取り上げたいです。
( https://www.wikiwand.com/fr/articles/IBM_i ) より引用
記事「IBM iとは」( https://www.e-bellnet.com/what-is-ibmi/introduction.html )では、「レガシー」という課題について言及されていました。IBMは100年以上の歴史を持つ企業であり、エンジニアの平均年齢も高めです。そのため、私たちの世代が触れる機会は少なく、むしろ他の製品に触れたことのある方がほとんどだと思います。しかし、実際に触れてみると、今まで見たことのないシステムに対して「もっと学びたい!知りたい!」という気持ちが湧きました。
初学者には、まだまだハードルが高い
IBM iのメインメニューに初めて到達した時、「何をどうすればいいのか?」と戸惑いました。調べても英語のドキュメントが多く、初心者には難解でした。正直「初心者には敷居が高い」という印象です。
これからは、わからなかったことやつまずいたことを記録し、同じように困っている人の助けになれればと思っています。まだまだ未熟者ではありますが、表面的な理解にとどまらず、深く理解していきたいと思っています。
更新日付
投稿日:2025年3月18日(火)
更新日:2025年3月21日(金)URL, 更新日付の追加
更新日:2025年3月26日(水)文章の追加