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第36回 生成AIを活用すれば、膨大な量のコンフィグ調査も怖くない

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Last updated at Posted at 2026-01-24

数千行クラスのアクセススイッチのコンフィグから、
「トランクVLANとして設定されているものだけを全部洗い出す」
というタスクを担当することになりました。

対象は複数台のアクセススイッチ。
お客様への報告期限も迫っており、正直、じっくり全コンフィグを精査している時間はありません。

とはいえ、
・見落としはできない
・あとから「本当に全部見た?」と言われるのも避けたい

そんな状況の中で、生成AIを使ってこのタスクをどう切り抜けたのか。
実務で使ってみて分かった「AIへの指示出しのコツ」も含めて、今回の記事としてまとめてみます。

※ 現場では Copilot を使用していますが、本記事ではブログ用に一部内容を調整し、ChatGPT を用いて説明しています。

前提

・アクセススイッチ:4台
・各スイッチに48ポート
・合計インターフェース数:192ポート

各ポートには、
・access VLAN
・trunk VLAN
が混在して設定されています。

今回の目的は、
この中から「トランクポートに設定されている VLAN のみ」を
すべて抽出して整理すること
です。

AIへどう指示したのか?

そもそも調査対象が多すぎるため、一つひとつ手作業で確認するのではなく、AIには「考え方」や「どこから着手すべきか」といったスタートラインを整理してもらうことを意識して、プロンプトを考えるところから始めました。

指示内容

image.png

要件や前提、そして解決するための手順などを提案してほしいと依頼

AIからの回答

image.png

そもそも、全部数える必要はなく、フィルターを掛けて、後は条件に沿ってトランクVLANの個所のみを抽出し、置換なりで整理すればいいと提案された。

具体的な整理の仕方

image.png

① interface 単位でフィルターをかける
→ まずは見る範囲を大きく減らす

② switchport trunk を条件に抽出
→ アクセスポートは今回の目的から除外

③ 抽出結果から、VLAN番号のみを貼り付け
→ allowed vlan / add のコマンドを削除し、かつ重複したVLANも削除

④ AIでVLANを整理
→ 昇順・レンジ表記に整形

AIへの指示

image.png

回答

image.png

⑤ 最終結果を人の目でチェック
ここで、本当に重複がないか、または漏れがないかを人の目で必ずチェックします。

チェック対象も数千行のコンフィグではなく、整理された VLAN 一覧のみになるため、確認工数を大幅に減らしつつ、ミスが入り込む可能性も下げることができます。

結果

このやり方で進めた結果、約1時間半で整理と報告が完了しました。

もし、最初から全コンフィグを精査していたら1時間で終わるのは正直かなり厳しく、下手をすると数日かかっていたかもしれません。

生成AIにすべてを任せたわけではなく、「どこをAIに任せて、どこを人が確認するか」
を意識して切り分けたことが、今回うまくいったポイントだと感じています。

この考え方を身につけていけば、数千行、あるいはそれ以上のボリュームの作業でも、より安全かつ効率的に進められるようになるかもしれません。

過去の生成AI関連記事参考

第21回 ネットワーク運用現場でCopilotを使用した業務改善を実施
第22回 Copilotにteratermマクロの書き方を教えてもらった
第26回 ChatGPTでconfigを作成してネットワークを構築

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