はじめに
また、モノ好きにもPython機能つきグラフ電卓を購入しました。「TI-84 Plus CE Python」です。
電源は乾電池ではなく、充電パッテリーでした。
※以前に購入済の NumWorks や fx-CG50 の記事は以下にあります。
- NumWorks の MicroPython
- NumWorks の MicroPython (その後)
- カシオのカラーグラフ関数電卓 fx-CG50 に MicroPython がのったゾ
- カシオのカラーグラフ関数電卓 fx-CG50 に MicroPython がのったゾ(その後)
Python を使うには
まずは [on] キーを押します。
2 で CONTINUE すると...
さて、Python を使うにはどうするのでしょう? NumWorks や fx-CG50 のようなアイコンメニューはありません。
マニュアルはここで参照できます。
マニュアルながめてみても Python の起動方法はよくわからなkったのですが、[apps] キーを押すと、
これっぽい。また、[prgm] キーを押してみると、
結局、どちらでも Python アプリに入れました。
外面下部に示されているように、たぶん[trace]キーがファンクションキーになっていて、これを押せば REPL に入れるのでしょう(8bitパソコンのBASIC使っていたころを思い出します)。
REPLに入れて、help("modules")
でサポートしているライブラリも確認できました。電卓搭載の Python としては、なかなかによいです。 cmath
もあるとよかったのですが。
マニュアルのここの説明によると TI-Python と命名されていて、CircuitPython をベースにしたものとのことです。もっとも CircuitPython 特有のライブラリはないので、ぜんぜん CircuitPython っぽくありません。
TI-84 Plus CE の CPU は eZ80 のはずですが、Python のために ARM のマイコンも載せているみたいです。Adafruit の記事によれば SAMD21 らしいです。
とりあえず、本記事はここまで。