LoginSignup
7
6

More than 3 years have passed since last update.

Webページを表示する

Posted at

本記事は「デジタルサイネージアプリ「Sign!」(iOS版)とその実装機能の紹介」の子記事です。

目的

StoryboardでWKWebViewを配置し、Webページを読み込んで表示するための操作やコードを紹介します。

開発・実行環境

  • 開発環境:macOS、Xcode(9~10)、Swift(4~5)
  • 実行環境:iOS 11以上

StoryboardでWKWebViewを配置する

まず、Xcodeのナビゲータエリア上部のフォルダアイコン(一番左)をクリックし、表示されるツリーの中の「Main.storyboard」(Storyboardの名前は、みなさんのプロジェクトごとに異なると思います)をクリックし、Storyboard画面を開きます。
ここでは、StoryboardにViewControllerが1つあるものとして以下を記述します。
1

次に、画面右上にあるライブラリアイコン(寛永通宝のような丸の中に四角のアイコン)をクリックすると、UIオブジェクトを選択できるダイアログが表示されます。
2

ダイアログ上部の検索窓で、「web」と入力すると、「WebKit View」が現れます。
3

「WebKit View」をStoryboardのViewControllerへドラッグ&ドロップすると、WKWebViewの配置が完了します
※なお、ここでは説明しませんが、以降の説明のため、WKWebViewが画面いっぱいに表示されるようにレイアウトしておきます。
4

次に、配置したWKWebViewをコードへ紐づけます。
画面右上にある「Show the Assistant editor」アイコン(丸を2つ重ねたアイコン)をクリックすると、Storyboard画面の隣に、ViewControllerのコードが表示されます。この状態で、「control」キーを押しながら、StoryboardのWKWebViewをドラッグし、ViewControllerのコードの方へドロップすると、ダイアログが開きますのでNameにしかるべき名前(ここではwebviewとしています)を入力し、「Connect」ボタンをクリックします。
5

すると、「@IBOutlet ~」なる行が追加されますが、このままでは「Use of undeclared type 'WKWebView'」なるエラーが表示されますので、WebKitをインポートする記述をしておきます。
6

これで、ViewControllerのコードでWKWebViewを扱えるようになりました。

WKWebViewでWebページを表示する

WKWebViewでWebページを読み込み、表示するには、load()メソッドを使います(以下はViewControllerのviewDidLoad()で実行しています)。

ViewController.swift
@IBOutlet weak var webview: WKWebView!

override func viewDidLoad() {
  super.viewDidLoad()
  if let url = URL(string: "https://ojami.net/") {  // URL文字列の表記間違いなどで、URL()がnilになる場合があるため、nilにならない場合のみ以下のload()が実行されるようにしている
    self.webview.load(URLRequest(url: url))
  }
}

以上です。

7
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
6