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macOS XAMPPを用いてWordPressのローカル開発環境をつくる(英語環境版)

Last updated at Posted at 2021-06-05

日本語環境版を作るにはこちら https://qiita.com/imaicom/items/f4b2a6e1b6a636b56542

#目的

  • レンタルサーバでよく使われている PHP7.4 のローカル開発環境をつくる
  • M1マックで爆速でWordPressを使いたい(これだよ!)
  • 遅いレンタルサーバを使ってネット経由でサイトのデバッグしたくない(切実)
  • 環境構築を優先し、セキュリティは緩く設定する(使い勝手を最優先)
  • XAMPPの最新版を使ってみる(インストールが簡単そう)
  • WordPressの最新版を使う(なんでも最新)

#概要

  1. XAMPPのインストール
  2. ApacheとMySQLとProFTPDの起動
  3. 電源再投入時にXAMPPを起動する
  4. phpMyAdminを使ってDB設定
  5. WordPressインストール

#XAMPPのインストール

https://www.apachefriends.org/download.html にて PHP7.4 の最新版をダウンロードする。7.4の最新版の7.4.19 / PHP 7.4.19 Download (64 bit) 161 Mbをクリック。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.41.32.jpg

Downloadフォルダを開き、ダウンロードしたインストーラ「xampp-osx-7.4.19-0-installer.dmg」を開く。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.39.29.jpg

ウインドウが開いたらXAMPPのアイコンをドラックしてアプリケーションフォルダにコピーする。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.34.23.jpg

アプリケーションフォルダを開き、XAMPPのアイコンをクリックして起動

Screen Shot 2021-06-05 at 10.36.43.jpg

なぜかXAMPP Core Filesがチェックされていないので、チェックする。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.38.16.jpg

アプリケーションフォルダにXAMPPフォルダを別に作りインストールする。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.42.57.jpg

ウェブに誘導される Learn more abort Bitnami for XAMPPのチェックボックスを外す

Screen Shot 2021-06-05 at 10.43.48.jpg

インストールを始める。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.45.07.jpg

圧縮解凍を始める。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.46.22.jpg

途中です。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.47.56.jpg

終わったのでFinishボタンを押す。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.48.50.jpg

#ApacheとMySQLとProFTPDの起動

ウェルカム画面出る。旧XAMPPと比べシンプルすぎる。。。これは何かある。。。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.49.40.jpg

Apacheだけ動いていることを確認

Screen Shot 2021-06-05 at 10.50.25.jpg

プロセス3つとも動かす

Screen Shot 2021-06-05 at 10.51.17.jpg

イベントログを確認する

Screen Shot 2021-06-05 at 10.52.17.jpg

ブラウザを確認する。アクセス先は「localhost」「127.0.0.1」でも大丈夫。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.53.09.jpg

ブラウザ上部のPHPInfoタブを押してみる。

Screen Shot 2021-06-05 at 10.54.03.jpg

ブラウザ上部のphpMyAdminタブを押してみる。

この位は。。。できて当然だ。。。ここから先が大問題。。。

#電源再投入時にXAMPPを起動する
Screen Shot 2021-06-05 at 11.07.01.jpg

HOW-TO-Guidesを見る

Screen Shot 2021-06-05 at 11.09.11.jpg

ページごとグーグル翻訳をかける。一番下の「XAMPPの自動起動」が大事です。

「XAMPPの自動起動 デフォルトでは、システムを再起動するたびに XAMPP またはそのコンポーネントを手動で起動する必要があります。ただし、システムの起動時に XAMPP コンポーネントが自動的に起動するように構成することもできます。」こりゃ面倒なことが書かれている。でも、しょうがない。

Screen Shot 2021-06-05 at 11.15.49.jpg

ターミナルを起動します。ここからターミナル慣れしてない人は。。。諦めて。。。ください。。。残念。。。

cd /Library/LaunchDaemons
sudo vi org.apachefriends.xampp.plist

iを入力した後。。。以下をペーストします。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
  <dict>
    <key>Label</key>
    <string>org.apachefriends.xampp</string>
    <key>ProgramArguments</key>
    <array>
      <string>/Applications/XAMPP/xamppfiles/xampp</string>
      <string>start</string>
    </array>
    <key>UserName</key>
    <string>root</string>
    <key>RunAtLoad</key>
    <true/>
    <key>OnDemand</key>
    <false/>
  </dict>
</plist>

ESCキー2回、シフトキー+ZZで保存します。

ls
more org.apachefriends.xampp.plist

にてちゃんとファイルが作成されていることを確認しましょう。パソコンを再起動します。

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ブラウザに「localhost」と入力して動作を確認しましょう。ここで一旦コーヒーブレークしましょうね。疲れたと思います。

#phpMyAdminを使ってDB設定

だんだんと難しくなってきました。。。でも、がんばるしかないです。

Screen Shot 2021-06-05 at 11.48.04.jpg

まずは、ブラウザから「localhost」を入力して、見慣れた画面を出します。右上のphpMyAdminタブを押してみましょう。

Screen Shot 2021-06-05 at 11.49.54.jpg

この画面は、重要な情報が示されています。データベースとして既に5つ作られていること。文字情報は、UTF-8 Unicode (utf8mb4)が選択されていること。そして、一番大事なこと、データベースの所有者が「root@localhost」であることです。ユーザ名がrootであり、データベースのホストマシンがlocalhostであることを示します。いいですか。これは重要なことです。理解してない人は、ここから先にはすすめません。ブラウザを閉じましょう。

Screen Shot 2021-06-05 at 11.57.20.jpg

いじくっていると重要な情報をみたくなることがあります。その時は、左上のここを押しましょう。また見られます。ふー。

Screen Shot 2021-06-05 at 12.00.55.jpg

先に進めます。ユーザアカウントタブを押します。データベースを使えるユーザが並んでいます。今回の場合は、rootという全知全能のユーザを見てみましょう。

Screen Shot 2021-06-05 at 12.04.27.jpg

ここでも先ほど重要だと言った内容が繰り返されています。データベースを使えるユーザ名はrootであり、ホストマシンが127.0.0.1(localhost)であることを示しています。

Screen Shot 2021-06-05 at 12.06.56.jpg

Change passwordボタンを押します。パスワードを設定したいときには、設定しましょう。つまり。。。データベースの全知全能のユーザのパスワードは空っぽであることを示しています。パソコンの中にあるデータベースなので、パスワード設定は不要でしょう。セキュリティを上げると使いにくくなるんだよ。空でいいんですよ。今回は。

次に備えて、WordPressで使うデータベースを作っておきましょう。

Screen Shot 2021-06-05 at 12.13.06.jpg

Databasesタブを押します。WPと入力して、Createボタンを押します。

Screen Shot 2021-06-05 at 12.15.12.jpg

WPというデータベースが作成されました。テーブルを作ろうという雰囲気になってます。後でWordPressのインストーラが勝手に作るため、空っぽのテーブルのままでよいです。

68747470733a2f2f71696974612d696d6167652d73746f72652e73332e61702d6e6f727468656173742d312e616d617a6f6e6177732e636f6d2f302f3134393338372f63323737313361352d363032362d313766332d323936632d3235386465616231663339652e6a706567.jpeg

左上のphpMyAdminを押します。Databasesタブを押します。

Screen Shot 2021-06-05 at 12.19.50.jpg

WPというデータベースが作成されていることがわかります。

Screen Shot 2021-06-05 at 12.21.01.jpg

Check privilegesを押します。

Screen Shot 2021-06-05 at 12.22.31.jpg

ここでも重要な情報が表示されています。確認します。サーバは localhost であること。データベース名は WP であること。データベースのユーザ名は root であることです。これらの情報があとのインストールで必要になってきます。

#WordPressインストール

XAMPPには、特別に作られたWordPressのインストーラがあるような雰囲気で書かれています。でも、特別なインストーラが見つからないので、ダウンロードしましょう。https://wordpress.org/download/ 現在のバージョンは 5.7.2 でした。
今のmacOSだと、ZIPファイルなので自動的に解凍されています。

Screen Shot 2021-06-05 at 12.58.09.jpg

wordpressフォルダを確認してます。この後、apacheのデフォルトフォルダに転送します。ProFTPDというFTPサーバが動いています。ただ、FTPを使って転送する苦労はしたくないので、ドラッグアンドドロップで移動します。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.01.53.jpg

アプリケーションフォルダにXAMPPというフォルダがありますので開きます。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.03.09.jpg

apacheのデフォルトフォルダである htdocs フォルダが見えています。htdocsフォルダのアクセス権がキツイので外していきます。xamppfiles フォルダを開きます。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.05.23.jpg

htdocsフォルダを指定したあと、コマンドキーとIを押します。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.07.26.jpg

これだと読めても書き込みすることができないので、書き込む権利を追加します。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.09.00.jpg

鍵マークを押して、パスワード入力します。それから、Writeオプションを入れます。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.10.53.jpg

wordpress フォルダを htdocs フォルダに入れます。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.13.12.jpg

ブラウザから、http://localhost/wordpress/ にアクセスします。Let's go!ボタンを押します。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.14.45.jpg

さて、あともう少しです。データベース設定で、細かく伝えてきた内容の最終試験ですね。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.16.41.jpg

データベースは既につくりましたので、その名前を入れます。WP です。データベースのユーザ名は root です。パスワードは空っぽ。ホストは localhost 。テーブル作成の頭につく接頭語は wp_ としました。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.19.08.jpg

うまく行ったと思ったでしょ。世の中甘くない。。。またまたエラーです。でも大したことない。読めばわかる。wp-config.php ファイルが作成できないよというエラーです。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.21.36.jpg

htdocsフォルダの中の、WordPressフォルダを開きます。

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index.phpを選んで、コマンド+Dキーを押します。

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ファイル名を wp-config.php と修正します。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.25.22.jpg

wp-config.phpを開きます。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.27.49.jpg

wp-config.phpの中身を、このように入れ替え保存します。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.27.49.jpg

Run the installationボタンを押します。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.28.51.jpg

サイトのタイトル、WordPressユーザ名、WordPressパスワード(複雑なパスワードを入れないと先に進めません)、WordPressユーザの電子メールアドレスを入れます。非常に重要な情報なので、画面コピーを取っておきましょう。Install WordPress ボタンを押します。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.35.50.jpg

Log in ボタンを押します。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.36.42.jpg

先ほど入力したWordPressユーザ名、WordPressパスワードを入力します。Remember Meチェックボックスを入れておくと便利です。

Screen Shot 2021-06-05 at 13.38.48.jpg

ようやく使い慣れたWordPressがローカル環境で動き始めました。コーヒーブレークしましょうね。とてもじゃないが。。。大変でしょう。このドキュメントなしで作れますか? サーバのことが完全に理解できていないと作れません。

今回作ったローカル環境のWordPressへのアクセス先は、次のとおりです。ブラウザ閉じてもご安心ください。
http://localhost/wordpress/wp-admin/

#追記

Screen Shot 2021-06-05 at 14.42.11.jpg

これをダブルクリックすると、

Screen Shot 2021-06-05 at 14.42.23.jpg

このXAMPPの設定画面が出ます。今でもよくわからないことの1つ。データベースの停止ができません。この状態でデータベースは実は止まってません。原因は今のところ不明です。

#追記
https://www.apachefriends.org/download.html の 7.4の最新版の7.4.20 / PHP 7.4.20 Download (64 bit)を使うと、phpMyAdmin 5.1.1の最新版が含まれているため、手間がかかりません。 https://www.phpmyadmin.net/news/2021/6/4/phpmyadmin-511-released/

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