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S先輩にきいてみたっ! - Amazon Web Serviceの原価計算 - 第3話 お金

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第1話第2話はご覧になっていただけましたか?
第3話のテーマは「原価計算」です。
なお、ストーリーはフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。

3話 お金

『つぎは、、、、』
[2. 原価計算]とある。
『原価計算、、、、、お金?』
『この前S先輩からも「コスト面も大事よ」と教わったばかりだし。』

『AWSの課金に関するページはっと、、、あった』
https://aws.amazon.com/jp/how-to-understand-pricing/
『課金体系の資料があるぞ、見てみよう。』ぽち
http://media.amazonwebservices.com/jp/cost/AWS-RatesSystem-JP_201310.pdf
サーバ1時間2円から!ストレージ1GB10円!
や、安い。『これじゃあ、勝負にならないわけだ。』
ECサイトの提案をした資料を思い出して口に出してしまった。頭を振り、一旦忘れることにした。
利用料の大部分(約80%)はサーバ利用料なんだ、ほー、大量のトラフィックが発生する場合はデータ転送量が増えるんだ。なるほど。
1時間単位で課金されるんだ。これは聞いたことがあったな。月次バッチとかいいよね。数時間分のコストだけですむわけだ。
おー、リザーブドインスタンス。予約金の支払いで大幅に安くできるんだ。最大70%引き!スゴイ!
見積もりのポイント。今必要な分だけど見積もればいいのか。これぞクラウドって感じ。オンプレミスの時のように将来を予測しなくていいんだね。うん、うん。
おっ、リザーブドインスタンスの資料があるな。こっちも見てみよう。
スポットインスタンスってのもあるのか。入札?どういうことだ?
へー、空いているインスタンスを入札で使えるのか。げげっ、高い入札が入ると使ってるインスタンスがTerminateされちゃうんだ。使い方を注意しなきゃだな。月次バッチ中にTerminateされたら、しゃれにならん。

ふと時計を見ると『また3時だ。』
今日も頑張りすぎた。
『明日こそS先輩にほめられるぞ!』


「60点」
「えっ」
「60点ね」
「うっ、そうですか。。」
またダメだった。
「クラウドの利点って例えばどんなことがある?」
「っそうですね。えっと、、、いつでも好きなだけ使える、、とか。」
「ほかには?」
「。。簡単にはじめられて、簡単にやめられるとか。。。。」
「そうね、じゃあ、リザーブドインスタンスを使った場合、簡単にやめられる?」
「予約金があるのでやめるには勇気がいりそうですね。」
「せっかくクラウド使ってるのに、残念ね。」
「はい、もったいないです。」
「どうしたらいいと思う?」
「そ、それはリザーブドインスタンスのリスクなんじゃ。。」
「確かにそうだけど、リスクを減らす方法があってもいいんじゃない?」
「!!!」
「変化があった時に対応できないと怖くてなかなか使えないわ。」
その通りだった。
S先輩は対応方法として3つの方法を教えてくれた。

1つ目は、一括請求によるリザーブドインスタンスの共有だ。
AWSには複数のアカウントの利用料金をまとめて請求する機能がある。
1つの会社で複数のサービスを提供しているような場合、アカウントを分けて運用していることもあるし、1つのサービスであっても本番環境と開発環境でアカウントを分けることもある。
AWSには、それらをまとめて請求する機能がある。
一括請求のメリットは決済をまとめるだけではない。リザーブドインスタンスの権利を共有することができる。
例えば、あるアカウントでリザーブドインスタンスを購入したが、残念ながらサービスを終了してしまったとしよう。その場合、残ってしまったリザーブドインスタンスの権利を別のアカウントで適用することができるのだ。
さらに、一括請求にすると、ボリュームディスカウントも全てのアカウントを合算して適用されるので、1つ1つのアカウントではボリュームディスカウントにならない場合でも合算によって、ボリュームディスカウントが適用され、さらなるコストダウンが可能になる。

2つ目は、インスタンスタイプの変更だ。
最初は小さいインスタンスタイプでよかったので、小さいインスタンスタイプでリザーブドインスタンスを購入していたが、サービスが始まり状況を見ると大きなインスタンスタイプで稼働させたいような場合がある。
全てではないが、リザーブドインスタンスのインスタンスタイプを変更することができるのだ。
変換レートはここにある。

3つ目は、リザーブドインスタンスの売却だ。
上の2つの方法も取れない場合、そのリザーブドインスタンスの権利を使う機会がなくなってしまう。
最終手段として、リザーブドインスタンスの権利を売却できる。
条件がいろいろあるのだが、marketplaceに売り出すことができる。
そうすれば、全額の回収はできないが、一部を回収することは可能だ。

「単なる割引だけじゃなく、きちんと利用するためにはいろいろなことを知っている必要があるんですね!ありがとうございます!勉強になりました!」
「A君が勉強した資料にも少し書いてあったと思うよー。」
「ぐっっ」

『つ、次こそはS先輩にほめられるぞー!』

次回、A君は「3.デプロイメントマネジメント」を勉強します。
来週の公開を予定しています。

jrits
信頼と魅力のある先進のITをもとに、お客様のワークスタイル・イノベーションの実現を目指します。
http://www.jrits.co.jp/
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