プロパティへのアクセスは、使う側からは一見フィールドへのアクセスと同じように見えますが、実質的にはメソッドの呼び出しです。
メソッドは抽象化・継承が可能で、実装時には何もしていないプロパティでも後から処理を追加したり、継承してプロパティのアクセス時にする何らかの処理を実装する事ができます。フィールドではそのようなことはできません。
インターフェースを使用した抽象化プログラミングをしていると、ありがたみが分かってきます。
また、一般的にフィールドをpublicにするのは非推奨とされていますので、クラスメンバをpublicで公開する場合、プロパティ等を使用することになります。
一般に、フィールドに対する private または protected のアクセシビリティを宣言する必要があります。 型からクライアント コードに公開するデータは、メソッド、プロパティ、インデクサーを使用して提供する必要があります。