先日、Agile Studio 木下 史彦さんの「ドラッカー風エクササイズ」の記事を参考に、部内でワークショップを実施しました。
今回は、日々一緒に業務をやっているメンバーが集まって行い、最後には 「またやりたい!」「もっと違うメンバーともやりたい!」 と、みんな笑顔でワークショップを終えました。
これから実践される方向けに、社内での実施事例をご紹介します!
やり方
1. 同じまたは近しい業務をしているメンバーでチームを組む。
※3~6名くらいを推奨し、その場でチームを組んでもらう
2. 参加者は以下の6つの質問に答える。
今回のワークショップでは下の⑤と⑥の質問を追加
①自分の強みは何か?
②自分はどういうふうにチームに貢献したいか?
③自分が大切に思う価値はなにか?
④チームメンバーは自分に何を期待していると思うか?
⑤チームメンバーの強みは何か?
⑥チームメンバーに何を期待しているか?
3. 以下のステップで進める。
(1)「自分の強みは何か?」と「チームメンバーの強みは何か?」を考えて
付箋に書き出す(10分)
(2)「自分の強みは何か?」だけをチームメンバーに共有(5分)
(3)「自分はどういうふうにチームに貢献したいか?」を考えて付箋に書き出す(5分)
(4)「自分はどういうふうにチームに貢献したいか?」をチームメンバーに共有(5分)
(5)「自分が大切に思う価値はなにか?」を考えて付箋に書き出す(5分)
(6)「自分が大切に思う価値はなにか?」をチームメンバーに共有(5分)
(7)「チームメンバーは自分に何を期待していると思うか」と
「チームメンバーに何を期待しているか?」を考えて付箋に書き出す(10分)
(8)「チームメンバーは自分に何を期待していると思うか?」だけをチームメンバーに
共有(5分)
(9)「チームメンバーの強みは何か?」と「チームメンバーに何を期待しているか?」を
チームメンバーに共有(5分)
(10)全体を通して気づいたことやチームメンバーの期待とのギャップ等について
話し合う(10分)

気を付けたところ
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先に自分に対するメンバーの意見を聞いてしまうと、その後の質問の回答が影響を受けてしまう可能性があったため、チームメンバーの強みや期待については、自分の考えを発表し終えてから共有することにしました。
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チームメンバーの強みと期待することは、各メンバーごとに個別に書き出してもらいました。
やってみた感想
自分の役割や、強み、チームに期待されていることを知ることができ、とてもよかったです。
参加メンバーの具体的な感想としては、
- いつも一緒に働いているメンバーと期待についてすりあわせることがなかった。この機会で、自分に何が足りないのかや強みがわかった。今後は足りないことは改善、強みはより強くしていきたい。
- 強みを他の人から明文化してもらい、ただただ気分がよかった。期待に応えて、仕事をがんばりたい。
- 自分がどう思われているのか、メンバーにどういう業務を求められているのについては、自分の考えと大きなギャップはなかった。ただ、明示的に文字におこして話し合う機会はなかったので、話しあうことができてよかったと思った。
など。
特に、チームメンバーの強みや期待の共有は、日頃の感謝を伝えたり、ポジティブで一番盛り上がったポイントで、何度か時間を延長しながら進めました。
反省点もいくつかありましたが、準備も簡単(付箋とペンだけ!)で、満足度の高いワークショップとなったと思います!
「自分に期待されていることは何なのか?」と思ったら、ぜひ、みなさんのチームでも実践してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!!!
やるぞ!やるぞ!やるぞ!