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RevPi Core3/RevPi Connectのイメージバックアップ方法

Last updated at Posted at 2019-06-21

##イメージのバックアップ
RevPi Core3/ RevPi Connectのイメージのバックアップ方法について記載します。
初期設定等を行う前に、クラッシュなどに備えて購入時の初期イメージを取っておきます。複数台同じ機種を使用する場合にも、なるべく初期イメージは個別にとっておきます。

購入時の初期イメージを取っておくことで、初期状態に戻してまっさらな状態で再度使用したり、機器設定を行った後のイメージを取っておくことで、エラーが起きた際に障害前の状態に復旧するためにも役立ちます。

##準備
RevPi本体と、以下を用意します。
・Windows PC (Windows10推奨)
・USB Type A ~ Micro USBケーブル・・・Windows PCとRevPiの接続用
RPi Boot(Windows Installer)・・・eMMC接続ソフトウェア
Win32 Disk Imager・・・イメージ読み書きソフトウェア
・RevPi本体の電源・・・こちらの記事の電源の項目を参照ください。

ソフトウェアのダウンロードに必要なインターネット接続環境は別途用意してください。バックアップの操作時にはオフラインで構いません。

##Windows PCにソフトウェアをインストール
1.RPi Boot(Windows Installer)
ファイルをダウンロードしてインストール:[ダウンロードリンク]
2.Win32 Disk Manager
ファイルをダウンロードしてインストール:[ダウンロードリンク]

##Windows PCとRevPi本体を接続
RevPiの電源を入れる前に、RevPiのフロントにあるMicro USBポートとWindows PCをUSBケーブルで接続します。USB Type A~Micro USBのデータ転送用ケーブルを使用します。Androidの充電ケーブルに同じ形状のものがありますが、データ転送には使用できないものがあります。

※USBメモリやSDカードなど他のメディアをPCに接続していると、イメージの読み書き時に関係のないドライブが表示され操作を誤ることがあるため取り外しておきます。

##RPiBootプログラムを起動
Windows PCでインストールしたRPiBoot.exe を起動します。RPiBoot.exeファイルの場所が分かりにくい場合は、[Ctrl]+[s]→Windowsの検索→rpibootと入力して検索すると出てきます。起動すると下のような画面が出ます。(ここまでRevPiの電源はオフの状態で行います)

##RevPiに電源投入
電源の配線方法についてはこちらの記事の電源の項目を参照ください。

##RPiプログラムでeMMC接続

RevPiに電源を入れると、RPiBootプログラムでRevPi内部のeMMCが接続されます。RPiBootの画面に下のような表示がでます。

ドライブをフォーマットするかという表示が出たら 「キャンセル」します。このウィンドウは複数出る場合がありますが、すべてキャンセルします。
また、フォーマットしないためエラー表示が出ますがOKを押して表示を消し、そのまま進めます。

誤って「ディスクのフォーマット」を押してしまった場合には、一度ここで電源を切り、USBケーブルも取り外し、最初から操作をやり直します。

##Win32 Disk Imagerでイメージを読み込み(バックアップ)
Windows PCでWin32 Disk Imagerを起動します。

イメージファイルの保存先とファイル名を指定
1.「Image File」のバーの右横にあるフォルダのアイコンをクリックして、RevPiから読み込んだイメージファイルをWindows PCのどこに保存するか選択します。(デスクトップや任意のフォルダなど)
2. ファイル名を入力します。ファイル名の末尾は「.img」とする必要があります。

RevPiのboot領域を選択
1.「Device」のプルダウンリストから、RevPiのboot領域を選択します。
どのドライブか分からない場合は、Windows PCのExplorerで「PC」->「リムーバブルディスク」の項目を確認できます。RevPiのboot領域は「boot(ドライブ名;)」と表示されています。

2.イメージファイルの保存先、ファイル名、RevPiのboot領域の選択が正しいことを確認し、「Read」をクリックします。およそ10分程度でバックアップが完了します。
「Finished」と表示されればバックアップは終了です。ファイルサイズは約3.8GBになります。

・ファイルサイズが3.8GBよりも少ない
->この場合にはバックアップが正常に完了していない可能性があるため、再度バックアップファイルを取り比較します。

・Readを開始してから10分よりずっと長い時間かかる
・ファイルサイズが3.8GBよりも大幅に大きい
-> このような場合には、「Device」で指定したドライブが誤っている可能性があります。一度中断し、他のUSBメモリやSDカードなどがPCに接続されていないか確認し、取り外した上で再度試します。

##初期セットアップまたは再起動
イメージのバックアップが完了したら、PCとRevPiを接続しているUSBケーブルを取り外します。
購入時の初期イメージをバックアップした場合は、初期セットアップを進めます。
その他の場合は、再起動して正常に動作するか確認します。

##必要になった際にリストア
バックアップしたイメージでリストアするにはこちらを参照ください。

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