Power Queryでクロス結合(交差結合)してみました。
#クロス結合
2つのテーブルを結合して 新しくテーブルを作るとき、
2つのテーブルのデータを 全て組み合わせるやり方です。
Power Queryの"クエリのマージ"(いわゆるJoin)は外部結合、内部結合などは選べるけど、クロス結合は用意されてません。。。
そして2つのテーブルを紐づける照合列を 必ず選ばないとマージできません。
この"クエリのマージ"画面では どう頑張ってもできなかったので、"カスタム列の作成"を使いました。
#カスタム列の作成 でクロス結合する手順
カスタム列の式に=テーブルB
と打ち込み
(もしくは Ctrl+Space で表示される一覧からテーブルBを選び)、
OKボタン を押します。
OKボタン を押します。(お好みでプレフィックスを外してください。)
#おわりに
クロス結合は すべてのマージ(Join)の基礎になる テーブル操作です。
もちろん、"特定の1列" が "一致する" のであれば、
あらかじめ用意されたマージで十分なことがほとんどで、実際、左外部マージはよく使います。
でも、ちょっと凝ったことをしたいとき、
例えば、複数の列を参照したり、不等号(≦や≧)で比較してマージする場面で
ものすごく柔軟にデータを加工できますよ。
クロス結合を使って、自分で作り上げることで
いろんなデータ、細かい要件に対応できるようになると思います。
とはいえ、
これ単体ではどうやって使うのか 想像しにくいかも なので、
別記事で活用例を書きますました。
やっぱりクロス結合を標準メニューに欲しいなぁ。