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NUCで始めるVMware Tanzu - vSphereクラスタの構築(Nested編)

Last updated at Posted at 2020-12-08

本日はNestedでクラスタを組みます!

今回のネットワーク構成

Day8をベースに、Nested構成を組んでいきます。また、検証用途にvCenterを作ったり壊したりできるよう、NUC用のvCenterとnested用を分けることにしました。
だんだん密になってきましたね。。
nestedlab.png
今回は、vCenterからESXiを作っていきたいと思います。
Day7は何だったんだよ!と、突っ込まないで下さいw)

データストアISOのアップロード

まず最初に、NUCにインストールした時同様、インストール用のISOを用意する必要があります。
各NUCのデータストアから読み出すため、計4箇所にISOを設置する必要があります。

実はコンテンツライブラリを使えば、一つのデータストアから他のNUCにもISOデータの共有がいけるかなぁと試してみたのですが、コンテンツ配布の制約として、公開できるのは仮想マシンテンプレートのみでした。残念。。

まずは、1台目のNUCを選び、「1データストア」のところをクリック

対象のデータストアを選択し、ESXiのISOを「ファイルのアップロード」します。
datastore
365MB程度なので、数十秒ほどでアップロード完了するかと思います。
続いて、「コピー先」を指定して、他の3台にもISOファイルを配りましょう。
スクリーンショット 2020-12-08 23.30.20.png
このようにdatastoreを指定して「OK」のみ。物理LAN経由なので、転送速度が速かったです。

Nested ESXi作成(ESXi01)

再びメニューから「ホストおよびクラスタ」に戻り、「Cluster01」から「新規仮想マシン」を選択。

vCenterからだと、仮想マシンの作成パターンが増えましたね。このままで「NEXT」
スクリーンショット 2020-12-08 17.42.24.png
(2-6の手順は直感的に選べるので、詳細は割愛)
ハードウェアのカスタマイズのところだけ、自分の行った設定を紹介します。

  • CPU: 4
  • ソケットあたりのコア:1
  • 「CPUホットアドの有効化」にチェック
  • 「ハードウェアアシストによる仮想化をゲストOSに公開」にチェック
  • IOMMU:「有効」にチェック
  • メモリ:32GB
  • メモリホットプラグ:「有効化」にチェック
  • ハードディスク:40GB
  • ディスクプロビジョニング:「シンプロビジョニング」
  • USBコントローラ:USB3.1
  • ネットワークアダプタ:VM Network
  • CD/DVDメディア:「コンテンツライブラリISOファイル」(先ほどのISOを指定)
  • CD/DVDメディア:「データストアISOファイル」(先ほどのISOを指定)
  • 「接続...」にチェック スクリーンショット 2020-12-08 18.17.53.png はい、パワーオフの状態で、サクッと作成されました:grinning: スクリーンショット 2020-12-08 18.20.00.png

クローン作成(ESXi02-ESXi04)

同じやり方を後3台行っても良いのですが、せっかくなので、「クローン作成」してみましょう!

先ほどよりメニューは少なめですね。VM名を入力して「NEXT」
スクリーンショット 2020-12-08 18.25.39.png
(2と3の手順は同じなので、詳細は割愛します)
数ステップ省略された印象。下記のチェックボックスを入れると、詳細なカスタマイズも可能。
このまま「NEXT」でOK
スクリーンショット 2020-12-08 21.50.30.png
はい、無事に4台の空箱が出来上がりました!

VMware Remote Console

ここから先の作業は、VMware Remote Console(以下、VMRC)が便利です。
画面の指示に従ってMy VMwareからダウンロードしても良いですが、Macの人は、App Storeからインストールした方が楽でしょう。

もう一つ、Macの注意点があって、インストール時によく使う、「F11キー」に「デスクトップを表示」が割り当てられていることがあります。解除するか、別のキーマップを割り当てましょう。
スクリーンショット 2020-12-09 0 26 16

ESXiのインストール

ここからは、Nested ESXiにHypervisorをインストールしていきます。
4台いっきに「パワーオン」しちゃいましょう!
スクリーンショット 2020-12-09 0 13 26
さらに、4台とも、「REMOTE CONSOLEを起動」しちゃいましょう。

4台同時に作業出来ちゃうのは、vCenterの強みですね:smile:

インストール手順自体は、Day5と一緒です。さくっと終わらせちゃいましょー

ESXiのIP変更

そういえば、ESXiのIP変更手順を紹介してませんでしたので、ここで行います。
冒頭の図に合わせ、192.168.5.21-192.168.5.24にしていきます。
VMRCを起動し、「F2キー」で管理画面に入りましょう。この後、rootに設定したパスワードを入力します。

こちらが管理画面。「Configure Manamement Network」を選択し、「Enter」

「IPv4 Configuration」を選択し、「Enter」

「Set static IPv4〜」をスペースキーで選択し、アドレスを修正して、「Enter」

ついでに、IPv6もdisableにしておきましょう。その後、「Esc」キーを押すと変更確認が出るので、「y」キーで適用します。
スクリーンショット 2020-12-09 0 02 04
この後、自動的に再起動され、IPアドレスが変更されます。

現在のリソース状況

今日は力尽きてきたので、魚拓を取って終わろうと思います。

nested-esxi01-04

4台とも図ったように同じ値でした!ストレージは今回結構消費しましたね。。他は全然ですね。

  • CPU:42MHz
  • メモリ:327MB
  • ストレージ:32.52GB

スクリーンショット 2020-12-09 1 32 23

NUC(物理ESXi)

1台目だけ、vCenter分消費してます。2〜4台目はほぼ一緒。まだまだ余裕ですね。
スクリーンショット 2020-12-09 1 38 10
スクリーンショット 2020-12-09 1 38 33

vCenter

CPUは、やっと1GHzといったところ。メモリは30GB消費。
ストレージは今回結構消費しましたね。。175GB位かな。
スクリーンショット 2020-12-09 1 41 21

本日は終了です!
明日は、別のvCenter作って、nested esxiを参加させるところまでかな。

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