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【合格体験記】AWS SAP-C02合格までの道しるべ

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2ヶ月前にAWS認定資格のソリューションアーキテクト - プロフェッショナル(SAP-C02)を取得しました!SAA取得から1ヶ月半ほど勉強して試験に臨みました。合格までに使用した教材や勉強時間、勉強方法について書いてみます。AWS認定試験に興味のある方やソリューションアーキテクトの受験に興味のある方の助けになれば幸いです!!

現在、AWS認定試験のCLFAIFの受験料半額キャンペーン中です!
こちらをご確認ください!(2025年8月25日〜11月4日)

1.はじめに

プロフィール

  • 私立理系大学卒で情報系を専攻
  • 24卒でSIerとして就職
  • AWS保守案件に配属
  • SAP受験の1ヶ月半前にソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C03)に合格

SAP受験の前にSAAを取得しました。SAAで勉強した知識を持った状態でSAPの学習を始めることができたので基礎的な知識はあったかなと思います
※SAAの合格体験記についてはこちらをご覧ください!

AWS_SAP.JPG

結果は786/1000でした!
合格点は750点だったので、かなりギリギリの合格になってしまいました(あと2問間違えてたら不合格だったかも、、)

2.試験範囲と概要

試験範囲

  • 複雑な組織に対応するソリューションの設計(26%)
  • 新しいソリューションのための設計(29%)
  • 既存のソリューションの継続的な改善(25%)
  • ワークロードの移行とモダナイゼーションの加速(20%)

引用

ソリューションの設計をできること、既存システムの移行ができることを証明するための資格のように感じました
SAAと比べてシステム移行やモダナイゼーションの問題(ストレージサービス移行や、Codeファミリーに関する問題)が増えた気がしました
最適なソリューションを設計する必要があるため、選択肢の中で「どっちの選択肢でも設計できるよね?」と思うことがありました。その場合は、Well Architected Frameworkの設計原則に則っているものが正解となります
Well Architected Frameworkを意識した学習を進める必要がありました

試験概要

  • 問題数:65問
  • 合格点:750点(1000点満点)
  • 試験時間:190分
  • 解答タイプ:選択問題(択一/複数)
  • 300USドル(40,000円)

スコアに影響を与える問題は55問です。10問は採点対象外ですが、どの問題がスコアに影響を与えるかはわからないので、気にせず全ての問題に答えましょう
解答タイプは四肢択一か複数選択のみです。記述形式の問題は出題されません
受験費用は300USドルですが、少なくとも毎年1回、5月の為替レートに応じて変更されます
受験される際はこちらを確認してください

3.使用した教材

①AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP-C02) 試験ガイド

まず、試験に向けてまず試験ガイドの確認をしました。試験形式から試験範囲の詳細まで書いてあります。ページ数の多くなっていますが、実際の試験を想像しやすくなると思うので一読することを推奨しています

②Cloud License

SAAでAWSサービス単体の知識は付いていると思ったので、参考書等での学習は飛ばして問題演習を始めました。問題演習をすることで、実際のアーキテクチャ(システムごとの繋がり)を考えることができたので勉強の順番は良かったと思います
Cloud Licenseは有料サービス(4,580円/3ヶ月)です。SAPの問題を約500問解くことができます
AWS認定試験は受験料が高いため、一発合格を願ってCloud Licenseの料金はためらわずに払いました
全ての問題を2周して、この教材は終えました

※ベーシックプランとプロフェッショナルプランがありますが、ベーシックプランではSAPの問題を解くことができないのでご注意ください。

③AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP-C02) 試験問題サンプル

AWS公式が提供している無料の問題集です
10問しか解くことはできないですが、AWS SAPの問題集などは少ないため使用しました

④Official Practice Question Set: AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP-C02 - 日本語)

こちらはAWS Skill BuilderというAWSのサービスについて勉強できる公式のプラットフォームにある教材です
こちらからメールアドレスの登録をすることで20問の問題を解くことができます。時間を測ってくれる機能や本番同様スケーリングスコア方式で採点してくれる機能があるため、試験前日に実力試しに使いました。

⑤AWS認定試験 WEB問題集&徹底解説

私はあまり使わなかったのですが、こちらは無料問題集です
50問の問題が無料で使えて、メールアドレスの登録をすることで100問まで無料で使うことができます
②の教材をおすすめしますが、お金をかけず受験したい方はこちらも参考にしてみてください

4.試験予約

試験予約はこちらからできます
メールアドレスは会社のアドレスでも個人利用のアドレスでも問題ないですが、個人のものを登録しました(転職や退社などの際のアカウント移行を避けるため)
試験は自宅PCからのオンラインか会場での対面受験が選べます

5.試験当日

今回もSAA受験と同じ会場で対面受験をしてきました
前回と同じ会場だったので、時間も15分前くらいに到着しました。会場における心配をする必要がなかったのは良かったです!
到着してから待ち時間などなく案内していただけました
着いたら、本人確認→顔写真撮影→ロッカーに荷物を預ける→受験時の説明という流れでした(会場によって流れは違うこともあるそうです)
試験会場に持って入れるものは、身分証明書会場が用意してくれたホワイトボードとペンのみです

会場はアパートの1室という感じでした。机の上にはPCとヘッドフォンのみ用意されています
1周目は120分ほどで解き、フラグが約25個立てているという状況でした。残り70分でフラグが25個なので1問2分のペースで解きました。試験時間を20分ほど余らせて解答を終えました
解答を終えた時、合格している可能性は五分五分という感じでした。解答を終えてもその場で合否はわかりません
私は受験当日の20時に合否の結果がメールで送られてきました。そのメールからスコアやスコアパフォーマンスを確認することができます
SAAと違い、気持ち的にも余裕がなかったためドキドキしましたが、無事合格できてよかったです:relaxed:

6.さいごに

SAAに続いてSAPも合格できてよかったです(かなりギリギリでしたが、笑)
SAAと比べて、さらに深い知識が必要だと感じました。問題演習を多くこなすことで、様々な状況でのシステム構成や移行のためのステップを効率よく学習することができました
また、SAPはAWS認定資格の中でもトップレベルに問題の長さが長いため、長丁場の戦いになりました。「問題を半分まで解いたら5分休む」など自分に合った試験への向かい方を確立することも大事だと思います
皆さんの受験の一助けになれていれば幸いです!合格をお祈りしています!

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