3ヶ月前と合格から時間が空いてしまいましたが、AWS認定資格のソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C03)を取得したので、合格までの軌跡について記事にしてみます
AWS認定試験に興味のある方やソリューションアーキテクトの受験に興味のある方の助けになれば幸いです!!
現在、AWS認定試験のCLFとAIFの受験料半額キャンペーン中です!
こちらをご確認ください!(2025年8月25日〜11月4日)
1.はじめに
プロフィール
- 私立理系大学卒で情報系を専攻
- 24卒でSIerとして就職
- AWS保守案件に配属
- SAA受験の2ヶ月前にクラウドプラクティショナー(CLF)を合格
SAA受験の前にCLFを取得しました。CLFで勉強した知識を持った状態でSAAの学習を始めることができたので基礎的な知識はあったかなと思います
※CLFの合格体験記についてはこちらをご覧ください!
結果は771/1000でした!
合格点が720点なので余裕を持っての合格はできませんでした、、
2.試験範囲と概要
試験範囲
- セキュアなアーキテクチャの設計(30%)
- 弾力性に優れたアーキテクチャの設計(26%)
- 高パフォーマンスなアーキテクチャの設計(24%)
- コストを最適化したアーキテクチャの設計(20%)
試験範囲の全てに「アーキテクチャの設計」と書かれている通り、設計できることを証明する資格となっています。試験問題もクラウドサービス単体で出題されることはほぼなく、システム構成を問われる問題が多かったです
最適なアーキテクチャを設計する必要があるため、選択肢の中で「どっちの選択肢でも設計できるよね?」と思うことがありました。その場合は、Well Architected Frameworkの設計原則に則っているものが正解となります
Well Architected Frameworkを意識した学習を進める必要がありました
試験概要
- 問題数:65問
- 合格点:720点(1000点満点)
- 試験時間:130分
- 解答タイプ:選択問題(択一/複数)
- 150USドル(20,000円)
スコアに影響を与える問題は50問です。15問は採点対象外ですが、どの問題がスコアに影響を与えるかはわからないので、気にせず全ての問題に答えましょう
解答タイプは四肢択一か複数選択のみです。記述形式の問題は出題されません
受験費用は150USドルですが、少なくとも毎年1回、5月の為替レートに応じて変更されます
受験される際はこちらを確認してください
3.使用した教材
①AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 試験ガイド
まず、試験に向けてまず試験ガイドの確認をしました。試験形式から試験範囲の詳細まで書いてあります。ページ数の多くなっていますが、実際の試験を想像しやすくなると思うので一読することを推奨しています
②AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト
試験ガイドを確認した後にSAAの書籍を一読しました。この書籍は、章ごとに細かく別れているため隙間時間に勉強することができました
試験問題をいきなり解くという手法も有効だと思いますが、一度体系的に学ぶことで問題演習に取り組みやすくなりました
③ping-t
「実務でAWSを使った経験が少ない」「AWSコンソールを触れたことがない」という方に特におすすめしたいサイトです!
私も実務での経験が少ない中SAAの勉強をしました
メールアドレスの登録をするだけで、SAAの問題を約800問解くことができます。それだけでもすごいサービスなのですが、このサイトは解説がとても綺麗にまとまっています。解答の中にシステム構成図を載せてくれているため、直感的にシステム構成を理解することができました
SAAはアーキテクチャの設計能力を証明するものなので、構成図が頭の中で書けると合格は見えてくると思います!
④【2025年7月版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
こちらはUdemyの有料問題集です。③で紹介したping-tでも合格するための知識をつけることができると思いますが、実際の試験時間と問題数で演習できるため使用しました
問題の内容は本番試験にかなり近いと感じました
Udemyの教材は料金が高いですが、頻繁にセールやキャンペーンを実施しているため、そのタイミングで購入することをおすすめします。数万円する教材を1000〜2000円で購入することができます
私のこの教材のでの点数は以下でした
- 演習テスト1: SAA-C03版模擬試験① → 1回目:49%、2回目:61%
- 演習テスト2: SAA-C03版模擬試験② → 1回目:71%、2回目:60%
- 演習テスト3: SAA-C03版模擬試験③ → 1回目:49%、2回目:67%
- 演習テスト4: SAA-C03版模擬試験④ → 1回目:56%、2回目:70%
- 演習テスト5: SAA-C03版模擬試験⑤ → 1回目:61%、2回目:66%
- 演習テスト6: SAA-C03版模擬試験⑥ → 1回目:54%
久しぶりに見返してみましたが、全ての回で合格点上回ってないですね
私は試験の日程を決めて先に申し込むタイプなので、この状態で受験に行ったのですが、皆さんはこの教材で合格点超えてから受験してください
そのほうが余裕を持って合格することができると思います(メンタルヘルス大事、!!)
⑤AWS認定試験 WEB問題集&徹底解説
私はあまり使わなかったのですが、こちらは無料問題集です
50問の問題が無料で使えて、メールアドレスの登録をすることで100問まで無料で使うことができます
③、④の教材をおすすめしますが、お金をかけず受験したい方はこちらも参考にしてみてください
4.試験予約
試験予約はこちらからできます
メールアドレスは会社のアドレスでも個人利用のアドレスでも問題ないですが、個人のものを登録しました(転職や退社などの際のアカウント移行を避けるため)
試験は自宅PCからのオンラインか会場での対面受験が選べます
5.試験当日
今回もクラウドプラクティショナー受験と同じ会場で対面受験をしてきました
前回と同じ会場だったので、時間も15分前くらいに到着しました。会場における心配をする必要がなかったのは良かったです!
到着してから待ち時間などなく案内していただけました
着いたら、本人確認→顔写真撮影→ロッカーに荷物を預ける→受験時の説明という流れでした(会場によって流れは違うこともあるそうです)
試験会場に持って入れるものは、身分証明書と会場が用意してくれたホワイトボードとペンのみです
会場はアパートの1室という感じでした。机の上にはPCとヘッドフォンのみ用意されています
1周目は90分ほどで解き、フラグが約20個立てているという状況でした。残り40分でフラグが20個なので1問2分のペースで解きました。130分という時間を全部使って解答を終えました
解答を終えた時、合格している可能性は五分五分という感じでした。解答を終えてもその場で合否はわかりません
私は受験当日の20時に合否の結果がメールで送られてきました。そのメールからスコアやスコアパフォーマンスを確認することができます
CLFと違い、気持ち的にも余裕がなかったためドキドキしましたが、無事合格できてよかったです
6.さいごに
CLFに続いてSAAも合格できてよかったです(余裕はなかったですが、笑)
CLFと比べて暗記ベースではなく、試験問題を読んで構成図を頭に思い浮かべれることが重要だと思いました。そのためにping-tの教材を使うことで構成を直感的に想像できたのがよかったです
皆さんの受験の一助けになれていれば幸いです!合格をお祈りしています!