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WindowsにDatadog Agentインストール

Last updated at Posted at 2021-03-17

本稿ではGUIでのインストールを取り扱います。
導入はとても簡単です。

環境

・AWSで公式のクイックスタートAMIを使用しました。
Microsoft Windows Server 2019 Base - ami-0f3651a900e33262f
Microsoft Windows 2019 Datacenter edition. [English]

・インスタンスはPublic Subnetに作成しました。
※private subnetからNATゲートウェイやHTTPSプロキシ経由でもDatadog Agentのデータ送信は可能です。

・セキュリティグループには最低限必要な以下のルールのみアタッチしました。
※SSMを使用してCLIからインストールする等であればRDPは不要です。

向き タイプ プロトコル ポート範囲 ソース/送信先 備考
インバウンドルール RDP TCP 3389 RDP接続元 Datadog Agentのインストール作業用
アウトバウンドルール HTTPS TCP 443 0.0.0.0/0 Datadog Agentのモニタリングデータ送信用

準備

DatdogのアカウントやOrganizationsの作成については割愛します。

インストーラーダウンロード

インストールするインスタンスでDatadog Agent インストーラーをダウンロード

API Key作成

Datadog API Keyが無い場合は、作成してください。

  1. Datadog サイトへログイン
  2. 画面左ナビバーの「Integrations」> 「APIs」をクリック ※ブラウザの種類や拡大率により、ナビバーは画面上部に配置されている場合があります。
  3. 「API Keys」 を展開
  4. 「API key name」に任意のキー名を入力し、「Create API Key」ボタンをクリック

紫色にマスクされているKey欄にマウスオーバーするとAPI Keyが表示できます。
2021-03-19_19h21_06.png

インストール前の状態

インストールする前の状態についても記載しておきます。

  1. Datadog サイトへログイン
  2. 画面左ナビバーの「Infrastructure」>「Infrastructure List」をクリック

インフラストラクチャーリストには対象のホストはまだ表示されません。
※画像のアカウントではAWSのIntegrationでEC2を有効化している為、Datadog Agentインストール前でもホストが表示されています。
2021-03-17_11h28_26.png

Integrationを有効化していて、ホストが存在する場合、ホスト名のリンクをクリックして対象ホストのダッシュボード画面を開きます。
Cloud Watchから取得できるメトリクス以外の項目は存在しない筈です。
2021-03-17_11h29_20.png

インストール

  1. ダウンロードしておいたインストーラー(datadog-agent-7-latest.amd64.msi)を管理者として実行
    ※管理者権限を持ったユーザーならそのままインストールしても大丈夫です。
    2021-03-17_18h17_08.png

  2. 「Next」をクリック
    2021-03-17_11h31_46.png

  3. ユーザーライセンス条項に同意(I accept the term in the Licence Agreementにチェック)し、「Next」をクリック
    2021-03-17_11h31_58.png

  4. 準備しておいたDatadogのAPI Keyを入力し、「Next」をクリック
    2021-03-17_11h32_04.png

  5. Datadogのリージョンは「datadoghq.com」を選択し、「Next」をクリック
    2021-03-17_11h34_36.png

  6. 「Install」をクリック
    2021-03-17_11h34_54.png

  7. UACが表示された場合は「Yes」をクリック
    2021-03-17_18h19_58.png

  8. 暫く待つ
    ※権限が足りない等インストール中に問題があった場合にはバーが戻っていき、セットアップウィザードにエラーが表在されます。
    2021-03-17_11h35_56.png

  9. 「Finish」をクリック
    2021-03-17_11h38_46.png

確認

Datadog Agent Managerから

  1. スタートメニューからDatadog Agent Managerを実行
    ブラウザでDatadog Agent Managerが開かれます。
    2021-03-17_17h54_12.png

  2. サイドバーの「Checks」>「Checks Summary」をクリック

  3. Statusが全てOKになっている事を確認
    2021-03-17_20h00_31.png

  4. サイドバーの「Log」をクリック

  5. レベルが「ERROR」のログが出てなければOK
    2021-03-17_16h07_19.png

エラーが出ている場合

以下のようなメタデータが取れていない旨のエラーが発生する場合もありますが、特に影響無いそうです。
yyyy-MM-dd HH:mm:ss GMT | CORE | ERROR | (pkg/metadata/gohai/gohai.go:63 in getGohaiInfo) | Failed to retrieve network metadata: not connected to the network

Q.上記エラーメッセージはどのような内容でしょうか?どのような影響があるでしょうか?
A.こちらはAgentが対象ホストのMetadataを収集する際に、ホストのNICからIPアドレス、あるいはMACアドレスを検出できなかった際に出力されるメッセージとなります。
「対象ホストのMetadata」はAWSが提供するEC2インスタンスのMetadataではなく、Datadog上にて対象ホストへ付与されるCPUスペックやNetwork情報のことを指しており、EC2 Metadataの取得可否はこちらのエラーに関連致しません。
また、Datadog Agentは様々なプラットフォームに対応するように設計されております特性上、このようなエラーが発生してしまうことがございますが、直接Agentの稼働に影響を及ぼすものではございませんので、ご安心をいただければと存じます。
2020/06/04 Datadogサポート回答より

Eventsから

  1. Datadog サイトへログイン
  2. 画面左ナビバーの「Events」をクリック
  3. 対象ホストのDatadog Agent has startedイベントがあればOK 2021-03-17_15h54_54.png

Infrastructure Listから

  1. Datadog サイトへログイン
  2. 画面左ナビバーの「Infrastructure」>「Infrastructure List」をクリック
  3. 対象ホストのStatus列左部にDatadog Agentの骨のようなアイコンが表示されていればOK 2021-03-17_17h59_40.png

Dashboardから

前項のInfrastructure List画面で対象ホストのホスト名リンクをクリック
Memory等、標準のCloud Watchでは取得できない項目が表示されていればOK
2021-03-17_11h55_09.png

参考

基本的な Agent の利用方法
Windows 用 Agent の基本的な使用方法

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