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Microsoft Build 2023 Labの感想

はじめに

MSBuild Day2 も濃密でしたね! KeyNote で繰り返し語られていた、「WindowsはAI技術を民主化しAIアプリの開発をエンカレッジするプラットフォームなんだ、MSが全部サポートするんだ、だからお前らはどんどん作れ」、というメッセージには知らず胸が熱くなるものがありました。それはそれとして、現地参加の特権ということで Microsoft Build の Lab セッションにもいくつか参加してみたところ、運営面が予想とだいぶ違ってて面白かったので、会場の雰囲気を共有したいと思います。

Labs

Lab はいわゆるハンズオン型のセッションで、チューターの指導を受けながら各自がインストラクションに従って課題を突破することを目指します。部屋には下記の写真のように、端末がすでに用意されているので、自前のラップトップを持参する必要はありませんでした。

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「ここから始めましょう」的なボタンをクリックすると Lab 用の仮想環境が起動し、仮想環境内では課題に応じたセットアップが既に済んだ状態になっているので、そこから画面右側に表示されるインストラクションに従って課題を進めていくことになります。仮想環境は閉じれば消えるので、手順をミスって詰まったときは一旦閉じて最初からクリーンにやり直すこともできます。

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私は PWACloudDevelopmentTeamsApp の3個に参加しました。上述のとおり環境と骨子は既にできていて、そこからインストラクションに従ってコードを少しずつ改変していくようなイメージで、まあ言ってしまえばそう大したことはやらないのですが、そうは言ってもハンズオンで 1h というのはいかにも短く、かなりの駆け足で進んでいきます。講師の方もそれぞれ一家言あって、単に手順をなぞるだけではなく、講座のメリットというか、それぞれの技術がどう有益で、何を学んでほしくて、それがあなたをどうエンパワーするのか、みたいなところまで熱く語ってくださるのですが、それでますます時間が足りないというか、一部では片耳で聞きながら片目でハンズオンを進めるみたいな形にもなり、ちょっと消化不良に感じた部分もありました。私の場合は「For Beginners」と謳われていたはずの PWA の Lab すら最後まで行けませんでした(汗)。ただそこは講師の方もある意味、織り込み済みではあったようで、私が参加した3つのLabはどれも github のリンクを持ち帰れるようになっていて(下記)、終わらなかった人も後日自宅で継続できるよう配慮されていました。ただし画面右側に表示されるインストラクションは持ち帰れず、 Lab 中は無料で使えた Azure Subscription も自己負担することにはなります。

おわりに

あっという間に明日は最終日、Day3 です。帰国便の都合上、私からの速報はこれが最後になりますが、QiitaのトレンドにはMSBuildの新情報が (link) 続々と (link) 上がって (link) きて (link) います (link) ので、皆様ぜひ引き続きウォッチしてみてください!

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