とりあえず、これを用意すれば何とかなるというのを書いていきます。
用意するもの
- パソコン - ゲーミングPC程ではないがそれなりのスペックが必要になる。
- Webカメラ - Vtubeのモデルをフェイストラッキングで動かすのに使用する。よくわからなければ、ロジクールの2万円ぐらいのWebカメラ買えば良い。ノートパソコンのカメラを使用する事もできる。または、スマートフォンのカメラを代用することもできる。
- ヘッドセット - パソコンにスピーカーとマイクが付いていれば無くても良いが、ボイスチェンジャーを使うならあった方が良い。
- Steamクライアント - 以下のソフトがSteamで無料配布されているので、インストールに使用する。
- VTube Studio - フェイストラッキングソフト。カメラに映る自分の動きに合わせてLive2dモデルをぬるぬる動かすことができる。
- OBS Studio - オープンソースのストリーミング配信・録画ソフト。VTube Studioの表示を仮想カメラに出力して、ZoomなどのWeb会議ソフトの入力に流し込める。
環境
とりあえず、以下の手持ちの環境で試してみた。
その1
Windows マシン
OS:Windows 10 Pro (22H2)
CPU:AMD Ryzen 7 3700X 8-Core Processor 3.60 GHz
Memory:48 GByte
Webカメラ:Google Pixel 7 のカメラを使用
ヘッドセット: RAZER BLACKSHARK V2
その2
Macbook Pro (13 inch, 2020, Four Thunderbolt 3 ports)
OS:macOS Ventura (13.5)
CPU:2 GHz Quad Core Intel Core i5
Memory:16 GByte
Webカメラ:パソコン本体のカメラを使用
ヘッドセット: RAZER BLACKSHARK V2
各種ソフトのインストール
- まずは、Steamのサイトで「Steamをインストール」をクリックして、Steamクライアントをインストールする。
- Steamクライアントで「VTube Studio」を検索して、インストールする。
- Steamクライアントで「OBS Studio」を検索して、インストールする。
VTube Studioのセットアップ
Steamクライアントの[ライブラリ]からVTube Studioを起動する。
公式サイトの「Documentation」から公式マニュアルに移動して、Getting Startedにしたがってセットアップする。
OBS Studioのセットアップ
Steamクライアントの[ライブラリ]からOBS Studioを起動する。
公式サイトの「Knowledge Base」のGetting Startedにしたがってセットアップする。
簡単に説明すると
- 「ソース」ペインで[+](ソース追加)ボタンをクリックし「ゲームキャプチャ」を追加する。
- 「モード」で「特定のウインドウをキャプチャ」を選択し、「ウィンドウ」で「VTube Studio」を選択する。
- これでメイン画面にVTube Studioの画面が表示されるので、「コントロール」ペインの「仮想カメラ開始」をクリックする。
ZoomなどのWeb会議でモデルを表示する。
- 設定画面などにビデオ、または、カメラの設定があるので入力先としてOBS Studioの仮想カメラを選択する。
- これで、ビデオ会議等でぬるぬる動くモデルを表示する事ができます。
簡単ですが、今回はここまでとします。