#はじめに
本記事では、複数人で開発をする際に便利なツールであるGitについて
簡単な使い方をまとめます。
初心者向けの記事になります。
#Gitのインストール
Windowsの場合はgit for Windows(リンクはこちら)をダウンロードします。
Macの場合は最初からインストールされています。
#作業フォルダの作成
$ mkdir test
#ローカルリポジトリへのコミット
Gitでファイルを管理するにあたって初期設定を行います。
#作業フォルダにて
$ git init
初期設定を終えると変更を保存するためのフォルダが生成されます。
(WindowsのPowershellではGet-ChildItem-force)
$ ls -a
# . .. .git
このように.gitというフォルダができています。
実際にファイルを作成していきます。(WindowsのPowershellではNew-Item)
$ touch sample1.txt
$ touch sample2.txt
Gitではステージング環境を設けることで、リポジトリに反映するファイルを選択することができます。直接リポジトリにコミットすることもできます。
まずは、作成したsample1.txtをステージング環境に追加します。
$ git add sample1.txt
Gitで管理されているファイルの現在の状態を確認します。
$ git status
#########出力#########
On branch master
No commits yet
Changes to be committed:
(use "git rm --cached <file>..." to unstage)
new file: sample1.txt
Untracked files:
(use "git add <file>..." to include in what will be committed)
sample2.txt
結果を見ると、sample1.txtが追加されていることがわかります。
続いて、ステージング環境から、ローカルリポジトリにコミット(変更の反映)をします。コミットする際にはコメントが必要なため以下のようにコマンドを入力します。
$ git commit -m 'comment'
これでローカルリポジトリへの反映が完了しました。
##ブランチを分けて機能開発
現在のブランチを確認
$ git branch
# * master
初期状態のブランチ名はmasterとなっています。
ここに、新しくhoge
というブランチを切ります。
$ git checkout -b 'hoge'
# Switched to a new branch 'hoge'
これで、ブランチを作成し現在のブランチを移動します。
$ git branch
# * hoge
# master
sample1.txtをvi等で編集します。
#sample.txtに追加
This is Branch
これをローカルリポジトリに反映させます。
はじめにブランチへの変更を反映させます。
$ git add sample1.txt
$ git commit -m 'Update File'
次にmasterブランチに統合(merge)します。
$ git merge hoge
これでmergeできました。
#リモートリポジトリへの反映(Github)
事前にGithubにアクセスしアカウント登録を行います。
その後、「New repository」からリポジトリの作成を行います。
完了したら、ローカル環境との接続を行います。
リモートリポジトリのURLはhttps://github.com/<ユーザー名>/<リポジトリ名>.git
となります。
まずは、登録されているリモートリポジトリを確認します。
$ git remote -v
現段階ではまだ、何も登録されていないため、何も表示されないです。
次に、先程作成したリポジトリのURLをorigin
という名前で登録します。
$ git remote add origin https://github.com/<ユーザー名>/<リポジトリ名>.git
登録したら、再度$ git remote -v
で確認しましょう。
最後にリモートリポジトリへファイルのアップロードを行います。
$ git push origin master
これでローカル環境にコミットしたsample1.txtがGithubのページに追加されます。
#おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回はCUIでの簡単なGitの使いかたの説明しましたが、
GUIでできるGithub Desktop等もございますのでそちらを使うのもおすすめです。