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Amazon S3 互換の Wasabi hot cloud strage を使う

Last updated at Posted at 2020-09-04

NTTPCコミュニケーションズのwebarenavpsを利用しているが、[AmazonS3互換かつ低価格な、Wasabiオブジェクトストレージ]の無料キャンペーンがあったので、Wasabiを使ってみた。

  • WebARENA Wasabi オブジェクトストレージ最大1TB分相等額(税込834円/月)が年内無料
  • データの保管先は、NTTPCではなくWasabiのサーバで国内にはない
  • S3互換なので、awscliからアクセス可能(一手間必要)
  • ブラウザから直接ファイル参照ができる。動画も配信できる。!!!
  • AmazonS3は、データ保存量に加え転送量でも課金されるが、Wasabiは転送量課金がなく、データ保存量課金のみ。そして834円/月・1TB。年額10,008円

Wasabiのアカウント作成

キャンペーン案内メールに従い応募したら、アカウント作成用の情報がメールできたので、これで自分専用のサブユーザを作成した、

ストレージを利用するためのユーザを作成

[ここを参考に] (https://magnets.jp/web_design/webservice/11009/)

  • Bucket : オブジェクト(ファイル)を格納する場所。名前はWasabiユーザをまたがって一意のようで、testなどのアリアリの名前は already exist を言われ作成できない。また、Bucketをpublic公開すると、httpsでアクセスできるようになるが、その際のurl中のパス名になる。
  • Policy : User に Policy を割当て(attached)することで、Bucket と User のアクセスコントロールをする
  • User : s3fs,awscliなどでアクセスする際に使用するユーザを作成する。実際にはユーザ名ではなく、ユーザに紐づく鍵情報を設置する。

UserにPolicyが割当てされ、このPolicyでUserがどのBucketにアクセスできる、決まる。

実際に使ってみる

Wasabiコンソール

https://console.wasabisys.com/ にアクセスすると、ブラウザからファイルのUPLOAD/DOWNLOADができる

DISKマウントして使う :: s3fs

s3fsのインストール

ここを参考に s3fsをインストール。

アクセスキーの設定

echo "bucketName:accessKeyId:secretAccessKey" > ~/.passwd-s3fs の形式でアクセスキー情報を設定。
chmod 600 ~/.passwd-s3fs もやる。

raspbianでエラー

macosでは発生しなかったが、raspbian(raspi2)ではこんなエラーが出た。
ここを参考に対処

s3fs: There is no enough disk space for used as cache(or temporary) directory by s3fs.

# mkdir /var/s3fs_cache
# s3fs -o noatime,use_cache=/tmp/s3fs_cache BUCKET-NAME /mnt/s3fs/

マウント(アンマウント)する

マウント
$ mkdir /MOUNT/DIR
$ s3fs BUCKETNAME /MOUNT/DIR -o passwd_file=/PASSWD/DIR/.passwd-s3fs -o url=https://s3.us-west-1.wasabisys.com

url の us-west-1 はBucketを作成するリージョンにより異なります。

アンマウント
fusermount -u /MOUNT/DIR

アクセスする

アクセス方法 コマンド
s3fs でマウント s3fs BUCKETNAME /MOUNT/DIR -o passwd_file=/PASSWD/DIR/.passwd-s3fs -o url=https://s3.us-west-1.wasabisys.com
ブラウザ https://s3.us-west-1.wasabisys.com/BICKETNAME/DIR/FINENAME ※1
ブラウザコンソール https://console.wasabisys.com/

※1:ファイルをpublic公開にする必要があります。

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