目的
EC2インスタンスのマウントをEBSではなく、S3にする方法について調査してまとめました。
S3にとマウントする方法について
S3にマウントする方法について、インターネットで調査しましたが、ネットユーザーの意見から以下3つの方法が有力候補となるらしいです。
AWS純正のサービスを利用する方法
- AWS Storage
Apacheライセンス/GPLライセンスで公開されているフリーソフトウェアを利用する方法
- Googfy
- S3fs
AWS Storage Gatewayは、標準的なストレージプロトコルを利用してAWSのストレージサービスへの アクセスを可能にするAWS標準サービスです。標準的なプロトコル(NFSなど)を用いて、S3をバックエンドとしたファイルストレージとして利用することができます。
Goofyと、S3fsは、S3バケットをLinuxのファイルシステムにマウントするためのソフトウェアであり、これを用いることでユーザーはS3 バケットをファイルシステムのように使用することができます。 Googyは、Apache Liscense 2.0ライセンスであり、S3fsはGNU GPL version 2のライセンスであります。基本的には使用や配布に伴うトラブルは自己責任となっております。
Githubの公開情報(copyright情報)によりますと、Goofyは、Ka-Hing Cheung氏によって、S3fsはRandy Rizun氏によって作成されました。
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Storage Gatewayに関するネット情報
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Goofyに関するネット情報
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S3FSに関するネット情報
で、どれが良いのか?
Goofy vs. S3FS
様々なサイトを比較したところ、ベンチマークの結果はgoofyが圧勝でした。著作者側のGithubのコメント(README)を確認したところ、S3FSを開発したRandy Rizun氏のコメントでは、Goofyをsimilar to s3fs but has better performance and less POSIX compatibility
と表現しており、Goofyを開発したKa-Hing Cheung氏は以下のような検証結果をのせていました。
(とてもスポーツマンシップに則っていると少し感動してしまいました。プログラム開発の世界ではこれが普通なんですかね・・・)。著作者同士のコメントを信頼するに、どうやらフリーソフトを持ちいた場合は、Goofyの方が良さそうです。
Googy vs. Storage Gateway
ちょっと待ってて