概要
「初心者がAI Challengeやってみた」シリーズの第14弾です。
今回は今までで取り組んできたコードをオンラインウェブサイトに提出して、スコアを見てみます。
本シリーズではJapan Automotive AI Challenge 2023にautoware初心者の筆者が試行錯誤しながら挑戦する記録を公開しています。自動運転に興味があるけどプログラミングに自信が無い方などの参考になれば幸いです。
前の記事はこちら:
- 第1弾:初心者がAIチャレンジやってみた(1):Autowareを動かしてみる
- 第2弾:初心者がAIチャレンジやってみた(2):1つ目の障害物の回避成功
- 第3弾:初心者がAIチャレンジやってみた(3):2つ目の障害物の回避成功
- 第4弾:初心者がAIチャレンジやってみた(4):全障害物回避達成!(全パラメータ公開)
- 第5弾:初心者がAIチャレンジやってみた(5):開発環境の再構築(番外編)
- 第6弾:初心者がAIチャレンジやってみた(6):Autoware-Miniを使ってみる
- 第7弾:初心者がAIチャレンジやってみた(7):外部モジュール導入(失敗)
- 第8弾:初心者がAIチャレンジやってみた(8):自作パッケージの導入
- 第9弾:初心者がAIチャレンジやってみた(9):障害物回避モジュールの作成①
- 第10弾:初心者がAIチャレンジやってみた(10):障害物回避モジュールの作成②(成功?)
- 第11弾:初心者がAIチャレンジやってみた(11):障害物回避モジュールの改良①
- 第12弾:初心者がAIチャレンジやってみた(12):障害物回避モジュールの改良②
- 第13弾:初心者がAIチャレンジやってみた(13):障害物回避モジュールの改良③
筆者はautoware初心者です。
説明等が正確でない可能性があるので本記事だけではなく他の記事やautowareのドキュメントも確認するようにしてください。
目標
AI Challengeの締切日が近づいてきました。
そこで今回はオンラインサイトに今まで取り組んできたコードを提出して、何点のスコアが得られるのかを確認してみます。
なお、今回提出するコードは「最初の障害物を無視する」というずるをしています。
大会ルールの以下の点に反する実装となっているので、提出後は大会運営者様に連絡をして無効にしてもらっています。
決勝大会での走行時に危険が伴うため、あらかじめ経路を設定して決め打ちで走行するようなアルゴリズムにはしないでください。
オンライン環境に提出
公式サイトの手順に従って提出します。
非常にシンプルな手順なので特に補足はありません。
以下で説明する提出用ウェブサイトは大会参加者しかアクセスできませんが、手順の「動作確認」部分を実行すれば非公式ですがスコアを確認することができます(大会期間終了後でもスコアを確認できそうです)。
提出画面はこんな感じです。
コードを提出してから実際に採点されるまでに30~60分程度かかります。
私のスコア(=距離点)は83.85でした!
距離点が高ければ高いほど良く、多分最後の障害物辺りまで行くとこれくらいのスコアになるのかなと思います。
判定は結構厳しめで、車両が障害物と接触した場合はもちろんですが、走行レーンの外に車体が少しでも出れば終了となります。
ちなみに私が提出した時点で他にも提出した方々がたくさんおり、多くの方が100点超え、中には140点を超えている方々もいました!皆さんすごいですね。
まとめ
今回はオンラインウェブサイトにコードを提出してスコアを確認してみました。
大会には間に合わないかもしれませんが引き続きコードを改良していこうかなと思います。
特に最後の障害物を走破できるレベルまでに持っていきたいです。