初めに
前回、CDNに関して投稿させて頂きました。
今回は、AWSのCDNサービス「CloudFront」に関して書かせて頂きます。
Amazon CloudFrontとは？
動画やアプリケーション、動的・静的なコンテンツを迅速に配信できるCDNサービスです。
世界中にエッジサーバーがあり、どこからのアクセスに対して柔軟に対応できる為、低レイテンシーでコンテンツ提供が可能になります。
仕組み
①. エッジローケーションにコンテンツがない場合
オリジンサーバーから取得して返却する。
その際、エッジロケーションにキャッシュする。
②. エッジローケーションにコンテンツがある場合
そのまま、キャッシュされているコンテンツを返却する。
用語解説
①. エッジローケーション
エッジサーバーの事。
世界中に存在しており、利用頻度の高いコンテンツをキャッシュ(保存)します。
→グローバル配信をサポート
②. オリジン
オリジンサーバーの事。
WebサーバーやAPサーバー、S3バケットを加える事が出来る。
③. ディスクトリビュージョン
インターネット上に存在するサーバーなどの個々の名前（ドメイン）ごとに作成される設定の集合体
料金
①. HTTP/HTTPSリクエスト時
→リクエスト数に応じて課金
②. オリジンへのデータ転送時
→データ量に対してGB単位で課金
③. インターネットへのデータ転送時
→データ量に対して課金
最後に
CloudFrontを使用する事により、コンテンツ配信のパフォーマンスが向上します。
コンテンツ配信サービスをご検討されている方は、ぜひ使ってみてください！