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JavaAdvent Calendar 2019

Day 1

Junit5の整理した書き方

Last updated at Posted at 2019-12-01

過去に実践していたJunit5のテストクラスの書き方を備忘録として書き起こします。
皆さんの参考になれば幸いです。

テストクラス置き場

まず、はじめにテストクラスの置き場所です。
スクリーンショット 2019-12-01 12.36.08.png

テストクラスは、プロダクトのクラスとフォルダを分けて置きましょう。
Gradleを使用する場合、src/test/javaが標準フォルダです。

パッケージ名

テストクラスのパッケージ名は、プロダクトのクラスと同じ名称は避けましょう。
しかし、テストクラスとの紐付けは絶対にしたいところです。
なので、「test + テスト対象のパッケージ名」という形が頭使わずにすむかなと思います。

パッケージ名を別にしている理由は、Springを使用した場合、
テストクラスでのDI重複とか対策です。(確か)
同じパッケージ名だと、testフォルダをDIしてテストしたいクラスのDIができなかったので、
パッケージ名の頭から区別できるようにしています。

クラス名

これも頭使わずに、「テスト対象のクラス名 + Test」にしましょう。
同じクラス名だと補完の時にめんどくさいです。

テスト書き方

テスト対象クラス

Greeting.java
public class Greeting {
  
  public String hello() {    
    return "Hello";
  }
  
  public String helloWorld() {
    return "Hello World";
  }
}

テストクラス

GreetingTest.java
class GreetingTest {

  @Nested
  @DisplayName("method : hello")
  public class Hello {

    private Greeting test = new Greeting();

    @Test
    @DisplayName("正常に動作するテストケース")
    public void case1() {
      Assertions.assertEquals("Hello", test.hello());
    }
  }
  
  @Nested
  @DisplayName("method : helloWorld")
  public class HelloWold {
    
    private Greeting test = new Greeting();
    
    @Test
    @DisplayName("正常に動作するテストケース")
    public void case1() {
      Assertions.assertEquals("Hello World", test.helloWorld());
    }
    
  }
}

クラス修飾子

何もつけないのが無難です。
publicとかつけてしまうと補完で表示されてしまうので、見にくいです。

メソッドごとにクラスを分ける

テストクラスでは見やすいように、メソッドごとにテストクラスを分けています。
テストケースを追加する時に、この形がテストケースを追加しやすいです。

インナークラスの名前は、メソッド名がわかりやすいです。

DisplayNameでしっかりテストケースをかく

経験上、テストケースのメソッド名を長くなったりするか、適当になったりして
ひどく読みにくくなります。
そのため、長ったらしいメソッド名をつけるぐらいなら、DisplayNameを使ってしっかりと
テスト内容を書きましょう。

Eclipseのテスト結果確認サンプル

Displayをかくと、カバレッジの画面に反映されるので、よりわかりやすくなります。
スクリーンショット 2019-12-01 12.57.44.png

まとめ

テストクラスは、内容も大事ですけど、同じぐらい整理して書くことも大事です。
形式立てて書くことで、開発の時だけでなく、保守の時も変更しやすいテストクラスを書いて行きましょう。

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