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そもそも AWS って何?

Last updated at Posted at 2022-12-08

こちらは、デジタルキューブ & ヘプタゴン Advent Calendar 2022 9日目の記事です。

Advent Calendar で「初心者に優しい記事を書く」と宣言したので、初心者向けに振り切ろうと思います。
業界に入って間もない僕の初心者目線で、そもそも AWS をよく知らない方向けにおおまかなイメージが掴めるような記事を書きます。

初心者の初心者による初心者のための AWS 解説です。

クラウドコンピューティングサービス

AWS (Amazon Web Services) は2006年よりサービスを開始した「クラウドコンピューティングサービス」です。
クラウドコンピューティングについては Wiki に以下のような説明がありました。

クラウドコンピューティング(英: cloud computing)は、インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態である。

インターネット経由で↓のようなコンピュータが使える、というイメージです。

image.png

クラウドコンピューティングサービスには、 amazon が展開している AWS の他に Microsoft の Azure と Google の GCP があります。
どれもコンピュータ資源が、用途ごとに様々なサービスとして提供されています。

AWS の主なサービス

現在AWSでは、200以上のサービスが展開されています。

特に有名なサービスを紹介します。

S3 (Simple Storage Service)

あらゆるケースで使用できる、データの保存を行うためのオブジェクトストレージサービスです。
オブジェクトストレージはフォルダを作って階層で管理するファイルストレージに比べ、保持しているデータの増加に柔軟に対応できます。
また非常に堅牢で障害にも強いです。
解析用データの保存、webサイト、スマホアプリ、バックアップなど非常に様々な用途に使えます。

EC2 (Elastic Compute Cloud)

様々な用途に使えるコンピューティングサービスです。
IaaS(Infrastructure as a Service)とも呼ばれる、コンピュータが使えるサービスです。
コンピュータのスペックがかなり幅広くあり、web サーバや機械学習など柔軟に様々な用途に対応できます。

AWS Lambda

サーバーの管理をすることなく、コードの実行を行えるサービスです。
使う側のサーバの設定、管理などが全く必要ないサーバレスサービスです。
他の AWS サービスをトリガーにして実行することもできます。
S3 に追加されたファイルに処理を行う、IoT デバイスのバックエンドなど様々な用途が考えられます。

Cloudfront

CDN (Contents Delivery Network) と呼ばれるサービスです。
ウェブサイト、動画などコンテンツを、AWS が保有する世界中のデータセンターを使い安定して届けることができます。

AWS の何がすごいのか

クラウドサービス全般の特徴ですが、必要な時にオンラインで必要なだけ使えるという利点があります。
これは実際にサーバを購入して運用するのとは段違いにスピーディーです。
実際にサーバを買ってセッティングするには数週間を要しますが、クラウドを使用することで大幅に短縮することができます。
また、初期投資も小さく始めることができます。
運用中も料金は使った分だけです。
さらに、ハードウェアの運用負荷もありません。

ただ、サービスの数がとても多い上にアップデートの頻度も高いため設計・運用にはある程度の知識が求められます。

もっと知りたい方へ

AWS には認定資格というものがあり、その対策用の資料を AWS が公開しています。
中でも以下は初心者向けで非常にわかりやすく、AWS の全体像を掴むのにぴったりだと思います。

実際に動かしてみたいという方には以下のハンズオン資料がおすすめです。
AWS には「無料枠」というのが存在し、ある程度まではタダで使わせてもらえるサービスもあるため気軽に試せます。

また AWS 認定資格の取得を目指すのもありだと思います。

また、2023/1/18 に AWS が行う初心者向けのオンラインイベントがあるようです。
こういった AWS が行うオンラインイベントは頻繁にあるので、参加して見るのもオススメです。

参考資料

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