「PL-900：Microsoft Power Platform Fundamentals」に合格しましたので、その勉強方法を記載したいと思います。
■PL-900：Microsoft Power Platform Fundamentalsとは
Power Platformの一番基礎的な資格です。
公式には以下の証明となることが記載されています。
この試験の受験者は、Power Platform の機能を理解し、Power Automate で基本的なビジネス プロセスを自動化し、Power BI で基本的なデータ分析を実行し、シンプルな Power App を作成することでより効果的に行動し、Power Virtual Agents を使用して強力なチャット ボットを作成することで、生産性の向上を目指します。
Power Platform＋認定資格で検索すると以下の9資格が表示されます。
その中で唯一の初級資格となります。
■筆者情報（2021年4月時点）
・インフラエンジニア。
・AWS資格はプロフェッショナルを含め6資格取得済み（体験記）。
・上記に加えて「AWS認定 機械学習-専門知識-」合格済み（体験記）。
・「AZ-900：Azure Fundamentals」合格済み（体験記）。
・「MS-900：Microsoft365 Fundamentals」合格済み。(体験記)。
・「AI-900：Microsoft Azure AI Fundamentals」合格済み(体験記)。
■受験動機
Microsoftは上記に記載した通りFundamentals資格を取得して、まずは基本を押さえることに力を入れてきました。今回4つの目のFundamentals資格は「Microsoft Power Platform」。私の会社でOffice365を使っていますが、PowerAppsやPowerAutomationに関して使いこなせるようになれば、相当業務効率を上げることができるのではないかと期待しています。その為に、この分野の勉強をしたいと思いました。
■勉強方法と活用した教材
| 教材名 | 区分 | 勉強方法 |
|---|---|---|
| Microsoft Docs(公式) | Web(無料) | まずはDocsという公式サイトにアカウントを作成する必要があります。トレーニングを実施したり、資格試験の申し込みや、資格情報の管理を実施するサイトです。私は別の試験の際に作成済みでした。 |
| 試験 PL-900(公式) | Web(無料) | 試験の説明が記載されています。親切なことにラーニングパスも掲載されています。 |
| ラーニングパス | Web(無料) | PL-900を受験する人が学習するべきラーニングパスがHPに記載されています。全部実施しても1日で終了します。 指定されているラーニングパスは以下の通りです。 ・Microsoft Power Platform の基本 ただし、私は今回触れるPower Platform環境が無かったので、資料を読んでのみの学習でした。正直、上記のラーニングパスだけだと全くイメージできず、苦戦しました。私と同じでイメージが出来ずに苦戦する人は、これ以降に記載する資料をみてください。 |
| 今日から始めたくなる Power Platform 入門編 ～デモで分かるローコード開発の無限の可能性～ | Web(無料) | とても解りやすい基本説明。この説明を聞けばイメージがつくので、ラーニングパスの説明が頭に入りやすくなります。 |
| Power Virtual Agents : ノーコードでボットを作ろう | Web(無料) | こちらはPower Virtual Agentsをとても解りやすく説明してくれています。 |
| はじめてのPower Apps 2020年版 | Web(無料) | Power Platformを操作説明を実施してくれるシリーズ。自分のイメージできない所だけこの動画を見ると、操作が理解できて助かります。 |
■受験（2021年4月：合格）
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 試験会場 | 試験会場は「ピアソン VUE」の会場から選択できます。 |
| 所感 | 問題内容については記載できません。ただ、試験自体は試験時間の半分以下の30分くらいで解き終わりました。知っているか知らないか、という世界なので、あまり悩むことはありませんでした。 |
| 結果 | 800点に届いていなくて、結構焦りました。やはり実際の環境で操作できずにYoutube動画でイメージを掴んでいただけなので、それほど良い点数は取れませんでした。最後に紙媒体のスコアレポートを提供してくれます。 |
■感想
結果的に勉強期間は1週間くらいでした。
会社への行き帰りの電車の中やPower Platformの機能に関する用語を覚え、土日にラーニングパスを実施しました。
PowerPlatformを使いこなすためにも、基礎を学習することは意味があると思います。その方法として、この資格取得を目指すのは、良い方法だと感じました。
以 上