収集サービス関連記事 データ取得手順 と 簡単な説明 もあわせてどうぞ。
概要
■ビュー名:QSYS2.COLLECTION_SERVICES_INFO
■カテゴリ:パフォーマンスサービス
■サポート:IBM i 7.4 Base以降
■参照URL(IBM i 7.5):https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.5?topic=services-collection-info-view
CFGPFRCOLコマンド、および収集サービス属性の検索 (QypsRtvColSrvAttributes) API によって戻り値と類似
収集サービスの構成情報や現在の収集サービスのステータスを取得できます。
執筆時点では、パフォーマンスサービスにカテゴライズされる唯一のIBM i サービスです。
※名称の COLLECTION は 収集サービス の収集 と同義です。
使用例
SELECT * FROM QSYS2.COLLECTION_SERVICES_INFO;
結果例は以下のようになります。
かんたんに説明しますと、
Active Collection Library : 収集サービスデータの保管されるライブラリー(ここではデフォルトのQPFRDATA)
Active Collection Name : 収集サービスのデータが保管されるオブジェクト名
active Start Time : 収集サービスが開始された日付時刻
Default Collection Interval : 収集サービスのインターバル。ここでは15分->5分(300秒)に変更されていますね。よしよし自分。
MGTCOL Retention Period古い収集サービスデータ*MGTCOLを何時間保管するか。ここでは120時間 = 5日間 に変更されています。それ以前のデータは順次削除されます。デフォルトは24時間なので、毎日消されてしまいます。イベント時のデータを保管しておきたい場合などはこの値を伸ばすか、別ライブラリーにコピーやバックアップをしてください。
Cycle Interval 収集サービスのデータ MGTCOLを分割する単位時間。デフォルトは24時間でファイルが分割されます。Navigator for i の分析画面では複数のMGTCOLデータを一括で分析もできます。この値は分析する際の最小の基準間隔になるので、通常は1日=24時間でいいと思います。
同じシステムでCFGPFRCOLコマンドをたたいた時の結果もご参考に載せてみます。