以前、こちらの記事 でIBM i のネットワークファイル共有について書きましたが、
IBM i OSはCIFS, SMB, NFSなど標準的なファイル共有機能をOS標準で提供しています。
IBM i のファイル共有機能をネットサーバー(Net Server) とよびます。
IBM i ネットサーバーのサポートするCIFS(SMB)バージョン
ネットサーバーのサポートするCIFS(SMB)バージョン情報
現時点では恐らく最新の情報が下記にありました。
※もし、一つ上の画像のサポート表と比較して相違があれば、下記リンクの情報が正です。
What versions of SMB are supported by IBM i NetServer?
上記URL記事のサマリー:IBM i OSのSMBバージョンサポート
ネットサーバーのCIFS(SMB)バージョンの制御方法
というリンクがありましたので一先ず貼ります。あとでまとめたいと思います。
IBM i NetServer SMB protocol version control guide
ネットサーバーQA
guriguriさんからコメント頂きました内容を追記します。
Q1. 日本語は使える?
A1. YES.
ACSなど5250端末以外から使う場合は特に考慮点はありません。ただ、5250端末では"DBCSの前後にSO/SIコードが付与して表示される"という点に注意が必要です。(※あくまで表示だけで、実際のファイル名にはSO/SIは付与されない、というところがミソかと思います)
例えば下記のようにCPYコマンドでIFS上のCSV(SBCSファイル名)をDBCSのファイル名でコピーしようとすると、SO/SIコードが付与されて表示されます( エラー の前後にSO/SIが入って表示されている)。
上記コマンドで作成されたファイルを5250端末とACSのIFS表示から見てみると、、
左側のACS IFS表示では普通に エラー.CSV と表示されています(IBM i OS上に作成されたファイル名)。一方,5250端末で見るとSO/SIが前後に表示されて エラー .CSV と表示されています。
SO/SIを表示して確認したい場合は,ACSの場合は Ctrl + F1キーで表示できます。下記のようにSO/SIを {}で表示します。
うむ、なんかバタバタでメモ書きですみません。更新したいと思います。