コンパイラー
サポートする開発言語についてです。
ILEコンパイラー
ILE RPG(固定フォーム、フリーフォーム)、ILE COBOL、ILE CL、ILE C、ILE C++ などの ILE コンパイラーが含まれます。これらのコンパイラーは、IBM i 7.6を活用するように更新されています。データ アクセスと、現在 IBM i 上に存在する強力な SQL サービス セットを使用する多くのシステム操作の両方に、インライン組み込み SQL を使用できる独自の機能を提供します。
OSS言語サポート
ILE コンパイラーに加えてPASE上で実行されるOSSもサポートしています。PASE で実行される言語は、コアとなる Db2 データベースに近接したデータ アクセスの向上と、優れたセキュリティー制御の両方を実現します。これは、IBM i オペレーティング システムが OS の最下位レベルで定義されたセキュリティー制御を維持しているためです。これらの言語には、Java、Node.JS、PHP、Python、R、Curl、Ruby などがあり、そのリストは増え続けています。下図は、PASE と IBM i がIBM Power ハードウェア層上でどのように統合されているかを示しています。
OPMコンパイラー
RPGⅢおよびOPM COBOLのレガシーコンパイラーは引き続きサポートされますが、新しい機能拡張は行われていません(IBM i 6.1レベルが最新で以降は拡張無し)。Powerハードウェア向けの新機能や最適化は提供されていません。
OPM言語は引き続きサポートされますが、ILEへの移行を推奨しています。
p.s
S36, S38環境も同様にサポート継続されていますが、様々な観点から、移行を検討すべき時期かもしれません。
補足 用語集
OPM = Original Program Model
ILE = Integrated Language Environment
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