ユーザー・プロファイル毎の様々な権限設定についてのストレージ使用量を返します。
概要
■表名:QSYS2.USER_STORAGE
■カテゴリ:ストレージサービス
■サポート:IBM i 7.2 base
■参照URL(IBM i 7.5):https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.5?topic=services-user-storage-view
使用例
ユーザー・プロファイル GOMA が使用しているストレージ情報を返します。
SELECT * FROM QSYS2.USER_STORAGE
WHERE USER_NAME = 'GOMA';
実行例です。
3つめのMAXIMUM_STORAGE_ALLOWEDはユーザープロファイルに下記のMAXSTGパラメーターで値が指定されていない場合、 - (ヌル)が返されます。
ちなみにMAXSTG(2000) (2GB)を指定したユーザーを見てみると、
上記のようにMAXIMUM_STORAGE_ALLOWEDが2000KB = 2GB と返されました。
こちらのシステムはIBM i 7.4なのですが、PTFレベルが低いようで返されるカラムが上記4つだけです。
つづけてみていきます、、
Available Profile Entries はASPごとのユーザープロファイルで、オブジェクトの権限関連を追加できる項目数、Total Profile Entries は現在使用済みの権限関連の項目数です。
この合計数は200,000,000になります。つまりユーザー・プロファイル毎の1つのASP上でオブジェクト関連の権限設定最大数は2億個、という事になります。(…のはずです、調べたのですがすぐ見つからず・・後で調べて裏取りしたいと思います。)
Owner_Entriesはこのユーザーが所有者のオブジェクト数です。