はじめに
最近、Claude Codeで繰り返し発生する作業を「Skill」として切り出す機会がいくつかありました。
Skillを作るときに使ったのが、Anthropicが提供している Skill Creator です。
「何を作ったか」よりも、Skill CreatorとどんなやりとりをしながらSKILL.mdが育っていったか、その過程で感じたことをまとめてみたいと思います。
Skill Creatorとは
Claude Codeの「Skill」とは、特定の作業手順やルールをMarkdownファイル(SKILL.md)にまとめておき、必要なときにClaudeに読み込ませて使う仕組みです。
毎回同じ説明をプロンプトに書くかわりに、手順化しておくことで、次回以降は呼び出すだけで同じ品質の作業を再現できます。
Skill Creatorは、その「Skillそのもの」を作るためのSkillです。
どんな作業をSkill化したいかを伝えると、対話しながらSKILL.mdの雛形を作り、必要に応じて参照ファイルの分割や説明文(description)の調整まで一緒に進めてくれます。
どんな流れで進んだか
最初にやったことは、作りたい作業をざっくり言葉にして伝えることでした。
「こういう入力を受け取って、こういう出力にしたい」くらいの粒度で十分で、細かい仕様を先に固めておく必要はありませんでした。
そこからは、Skill Creator側から
- 「この場合はどう処理しますか?」
- 「この表記とこの表記、どちらを優先しますか?」
- 「この情報は毎回同じ形式で来ますか、それとも揺れがありますか?」
といった質問が返ってきて、それに答えていく中でSKILL.mdが具体化していきました。
一度で完成形を書き下ろすのではなく、対話のラリーの中でルールが少しずつ増えていく感覚です。
ある程度ルールが複雑になった段階では、「本体のSKILL.mdには概要だけ残し、詳細ルールは参照ファイルに分離しましょう」という提案もありました。
自分では気づきにくい構成の整理まで、対話の流れの中で自然に提案してもらえたのは意外でした。
使ってみて良かったこと
定例の業務であれば、例などを読み込ませやすかった
今回対象にしたのは、「毎回似たような判断をしている定型業務」でした。
過去にどう処理していたか、どんな基準で判断していたかという「例」がすでに自分の中にあったので、質問に対してその場で具体的に答えられました。
ゼロから汎用的な手順を考えるというより、「いつもやっていること」をひとつずつ言葉にしていく感覚に近く、思ったよりスムーズにルール化できました。
対話式で調整しやすかった
Skill Creatorは一問一答で終わらせず、こちらの回答からさらに「では、こういうケースは?」と派生した質問を返してくることがよくありました。
自分では気づいていなかった例外パターンや表記ゆれを、その場で洗い出しながらSKILL.mdに反映できたのが良かった点です。
後から「あ、あのケースを考慮し忘れていた」と気づいて修正するのではなく、作っている最中に抜け漏れを潰していけるのは、対話形式ならではだと感じました。
まとめ
- Skill Creatorは、Claude Codeの定型業務用Skill(
SKILL.md)を対話しながら作れるSkill - 定例業務は自分の中に「例」が蓄積されているため、質問に対してその場で具体的に答えやすい
- 対話形式のおかげで、抜け漏れなく例外ケースを拾いながらルールを具体化できる
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
繰り返し発生する作業に「あれ、これ前回どうしたっけ」「毎回同じだから最後にチェックするだけで良い」と感じたら、Skill Creatorで一度Skill化してみるのがおすすめです。
