内容としては、ただrbenvを用いてruby環境を整えている話です。
iOSエンジニアがcocoapodsやfastlaneを用いる上で、
必要最低限のruby環境構築知見を記載しておきます。
rbenvとは
https://github.com/rbenv/rbenv
ruby開発環境を整えるもの。
rubyのバージョン管理をしてくれるもの。
rbenvでrubyを管理する意味
macOSでは最初からrubyが入っています。
https://applech2.com/archives/macos-mojave-new-features-ruby-php-python.html
なので、rubyを使うために必ずしもrbenvを使う必要はありません。
rbenvを使う意味は、rubyのバージョン管理が一番の理由です。
rbenvのインストール
homebrewを使ってインストールします。
※homebrewの利用方法については省略。
$ brew install rbenv ruby-build
インストールできたか確認。ついでにバージョンも確認。
$ rbenv -v
rbenvでrubyをインストール
インストールできるrubyのversionたちを確認。
$ rbenv install -l
rubyをインストール。今回は2.6.0をインストールしてみます。
$ rbenv install 2.6.0
インストール済みのrubyを確認
2.6.0が正しくインストールできているか確認。
$ rbenv versions
インストールしたrubyを適応
$ rbenv global 2.6.0
これでインストールしたrubyを扱うようになります。
下記コマンドで確認しましょう。
$ ruby -v
特定プロジェクトに特定rubyバージョンを適応
先程のシステム全体のruby環境を適応する方がglobalなら、
こちらはlocalになります。
gitのhomeディレクトリ階層に .ruby-version
というファイルを作ります。
内容はrubyのバージョン数だけを記載します。
2.6.0
これで、このディレクトリ内においてrubyバージョンを指定できます。
参考
https://qiita.com/Alex_mht_code/items/d2db2eba17830e36a5f1
https://qiita.com/Yinaura/items/0b021984bb21ae77816d