$ rbenv global x.x.x
システム全体で使う ruby のバージョンを指定する。
だが実は、 ~/.rbenv/version
ファイルを書き出すだけのコマンド。
$ rbenv global 2.2.0 # => ~/.rbenv/version に 2.2.0 と書き出される
なので他の方法で ~/.rbenv/version
を作ったり、削除したりしても。ruby バージョンが変わる。
$ rbenv local x.x.x
プロジェクトごとに使う ruby のバージョンを指定する。
だが実は、カレントディレクトリに .ruby-version
ファイルを書き出すだけのコマンド。
$ rbenv global 2.3.0 # => ./.ruby-version に 2.3.0 と書き出される
なので他の方法で .ruby-version
を作ったり、削除したりしても。ruby バージョンが変わる。
rbenv の挙動
先に述べたとおり、rbenv global / rbenv local
はファイルを作るだけだ。
実際には rbenv の挙動が ruby のバージョンを決めている。
順序
rbenv は、まずカレントディレクトリの .ruby-version
を見る。あればそれを使う。
もし無ければ、ひとつ上のディレクトリの .ruby-version
を見る。あればそれを使う。
これをホームディレクトリ ~/
にたどりつくまで繰り返す。
ホームディレクトリまで辿っても .ruby-version
がなければ、 ~/rbenv/version
を見る。あればそれを使う。
つまり、ホームディレクトリに .ruby-version
を作ってしまうと、global はどこからも参照されなくなる。
環境
- rbenv 0.4.0
- Mac OS X Yosemite
チャットメンバー募集
何か質問、悩み事、相談などあればLINEオープンチャットもご利用ください。
メンター受付